とある二世の陳述書~家庭連合解散命令請求に対して~ 【埼玉県民の会】
要約
要約(概要)
この動画は、家庭連合(旧統一教会)の二世として生まれ育った男性が、「家庭連合に対する解散命令請求」について自身が書いた陳述書の内容を語っているものです。以下に主な内容をまとめます。
- 生い立ちと両親のこと
- 両親は1992年に家庭連合(旧統一教会)の祝福結婚式で出会う。
- 父は母の妊娠中に交通事故で亡くなり、母も本人が小学3年生の時に癌で亡くなる。
- 母は家庭連合の信仰を理由に実家から信仰を捨てるよう迫られ、厳しい状況で出産を迎えた。
- 出産後、母は叔父夫婦を頼り、埼玉に移り住むが、その後も仕事・教会活動に励みながら自身を育ててくれた。
- 小学2年生の頃に母が末期癌と判明し入院。ほどなく亡くなり、以後は叔父一家に引き取られた。
- 教会に対する姿勢の変化
- 小・中学生の頃は「特に理由なく」教会へ行っていたが、高校生になると疎遠に。
- 大学生になり、同世代の教会メンバーと過ごした研修で「居心地の良さ」を感じ、再び教会に通い始める。
- 「教会の先輩たち」に憧れを抱き、教え(原理講論や祈りなど)を学ぶ中で、自分は「存在するだけで価値がある」と感じられるようになり、職員として奉職することを決意。
- 亡き父との“つながり”の発見
- 職員になった後、偶然赴任した地域で父を知る人に出会い、「父も職員になろうと決意した矢先に亡くなった」と知らされる。
- 自身がその父の意志を継いでいるように感じ、強く神の存在を感じたと語る。
- 自分の人生への肯定感と感謝
- 親を早くに亡くした辛い経験も、神や教会の教えを学ぶ中で「他者の痛みに寄り添える自分」になるための大切な経験だったと捉える。
- 叔父一家や教会員たちが、血縁に関係なく家族のように接してくれたことに大きな感謝がある。
- 両親の祝福結婚は「本当に愛し合う夫婦」であったと母の日記を通じて実感し、それを誇りに思っている。
- 解散命令請求への思い
- 自分にとって教会は「家そのもの」であり、両親の出会いや自分の誕生、現在の家族との生活は教会があったからこそ実現したと強調。
- 解散しても人と人との絆まで消え去るわけではないが、「自分にとって大切な居場所を奪わないでほしい」という願いを述べる。
- 最後に「神様と人類が一つの家族になる世界」を目指し、周囲への愛と感謝の心を持って歩んでいくという決意を語っている。
以上が陳述書(本人談)の要旨であり、動画全体を通して「自身の生い立ちと信仰がどれほど大きな意味を持ち、教会が家族として機能しているか」という点を強く訴える内容となっている。