🔗選挙も「19回」投票できず 信仰の尊さ考える契機に 12年以上監禁の後藤氏、自伝出版 – 世界日報DIGITAL
【要約】
要約(7~10の箇条書き)
- 後藤徹氏(61) は、12年5カ月間の拉致監禁経験や裁判経過をまとめた 自伝『死闘 監禁4536日からの生還』 を出版し、監禁から17年後の同日に出版記念講演会を開催。約300人が参加。
- 後藤氏の監禁の経緯:家庭連合の信仰を持つ後藤氏は、 31歳から44歳までの12年5カ月間、家庭連合を異端視する牧師や脱会活動家の指導を受けた 家族によってマンションに監禁 された。
- 監禁中の状況:「すべての自由が奪われ、信仰が破壊し尽くされるまで閉じ込められる」とし、選挙の投票権を19回行使できなかったことを強調。
- 家族の加担について:「脱会専門の牧師らに『保護』と偽って教育され、犯罪行為の認識が麻痺した」と指摘し、「ある意味で家族も被害者」との見解を示す。
- 家庭連合の田中富広会長の発言:「親子の情が最大限に利用されたことが許せない」とし、「拉致監禁が続く限り、信者であろうと無かろうと悲劇は終わらない」と懸念を表明。
- 講演会には岩本龍弘氏(元日本基督教団牧師・現YouTuber牧師)、徳永信一弁護士らも出席。
- 講演会後、約3kmのラリー行進を実施。 参加者は「信教の自由と基本的人権を守ろう」「家庭連合信者に対する拉致監禁・強制棄教は犯罪だ」と訴えた。
- 裁判経過:後藤氏は 家族・牧師・脱会活動家を相手に民事訴訟を起こし、2015年に最高裁で勝訴確定。被告側に 2,200万円の賠償命令 が下された。
- 自伝の出版意図:「信仰の自由とは何かを考えるきっかけにしてほしい」と語る。