20241220 来賓挨拶|砂川竜一氏 (つきしろキリスト教会牧師、沖縄南牧師会 元会長)ICRF 日本委員会 福岡大会【国際宗教連合 日本委員会】

要約

砂川竜一氏(沖縄・月しろキリスト教会牧師)は、自身が米兵との間に生まれたハーフとして父に捨てられ、国籍や健康保険の問題に苦しみながら育った経験を語り、17歳でアメリカに渡り父親と再会したが受け入れられなかった。しかし現地の牧師の助けを通じて「許すこと」の重要性を学び、キリスト教の信仰を持って人生の目的や存在意義を見出した。日本に戻った後は牧師となり、30年間で20名以上の里子を育てるなど、社会的に弱い立場の子どもたちのケアに力を注いできた。

一方、沖縄の多くのキリスト教会が反米・反基地・反自衛隊活動を行い、共産党にシンパシーを持つ現状に疑問を抱くようになる。彼は共産主義を「悪魔教」と位置づけ、カール・マルクスをサタニストとみなす主張を紹介。そもそも共産主義と戦うべきはキリスト教会であるはずだが、多くの教会が「赤く染まっている」ため、本来ならば旧統一教会(家庭連合)が担うような反共の役割を果たせていないと指摘する。

また、安倍元首相が暗殺されたにもかかわらず、犯行動機と直接的な関係を持たない旧統一教会へのバッシングが続く現状を危惧。教義には共感しきれない部分もあるものの、「共産主義=悪魔教」に対抗しようとする旧統一教会(家庭連合)を潰してはならないと訴える。もし家庭連合が解散すれば、その次にはメディアによるレッテル貼りで他の団体や個人が次々と排除され、最終的には日本の国体である天皇陛下への攻撃にもつながりかねないと警鐘を鳴らす。砂川氏はメディアの偏向や共産主義的思想を批判しつつ、家庭連合を守ることが「日本を守る」ことにつながると強調してスピーチを締めくくった。

来賓挨拶 概要(砂川竜一氏)

1.自身の背景と信仰の出発点

  • 砂川氏は沖縄出身で米兵とのハーフとして生まれ、日本国籍がないまま苦しい幼少期を過ごした。
  • 13歳で日本国籍を取得し、17歳でアメリカへ父親を捜しに行ったが歓迎されず、傷ついた経験を持つ。
  • 現地の牧師を通して「許し」の大切さを学び、キリスト教信仰を受け入れるようになった。

2.キリスト教牧師としての歩み

  • 沖縄南部地区の牧師会会長を務めた(2020年・2021年)。
  • 孤児を助ける決意をし、30年間で20名以上の子どもたちを里親として育ててきた。
  • 「神が私たちを愛している」という信仰によって、困難な生い立ちを乗り越え、他者を助ける人生を選んだ。

3.旧統一教会(家庭連合)への見解

  • 安倍元首相銃撃事件後、実行犯ではなく旧統一教会が一方的に叩かれている状況に疑問を抱く。
  • 自身は家庭連合の教義に共感しているわけではないが、組織が解散や排除の対象になることを強く懸念。
  • 背景には「文鮮明氏が長年、共産主義と闘ってきたこと」があるのではないかと指摘。

4.“赤く染まる”キリスト教会への警鐘

  • 沖縄のキリスト教会は米軍基地反対・自衛隊反対など、政治色の強い活動に傾いているところが多い。
  • 多くの教会が共産主義に対するシンパシーを持ち、「悪魔教」である共産主義と対峙できていないと主張。
  • 本来キリスト教が担うべき役割が失われていると危機感を示す。

5.共産主義批判と日本の未来

  • 共産主義を生んだカール・マルクスを「サタニスト」と捉え、その思想を「悪魔教」と断じる。
  • 旧統一教会(家庭連合)が共産主義に抵抗してきたのに対し、キリスト教界はむしろ浸透されていると述べる。
  • もし家庭連合が潰されれば、メディアや世論から“敵”とみなされた他の団体・個人も排除され、最終的に日本の国体(天皇制)まで標的にされる可能性を危惧している。

6.結びのメッセージ

  • 「メディアには嘘・殺人・盗みの働きがある」とし、報道の偏りを批判。
  • 家庭連合の存続を守ることが、日本の民主主義を守り、将来的には天皇制など国全体を守ることにつながると主張。
  • 今後も旧統一教会(家庭連合)を支える活動を応援し、メディアが正常化することを強く願っている。
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