これってどういうこと?「解散したらどうのような影響が出るの?」N.A.B.I Presents【N.A.B.I】

  1. 冒頭:アイドル握手会と宗教活動の類似性
    • アイドル握手会(おし活)では、ファンがアルバムをまとめ買いし、短時間の握手を繰り返して「喜びをシェア」する。
    • 家庭連合の「お母様プロモーション」や物品配布も、手法としては同様の“不強活動”(布教手法)であると指摘。
  2. 「解散」とは何か?―宗教法人解散命令の意味
    1. 裁判所の解散命令が確定した瞬間
      • 高等裁判所で家庭連合(旧統一協会)が敗訴し、解散命令が出る。
    2. 「生産(清算)」への移行
      • 宗教法人は「清算(生産)」しかできなくなる(宗教法人法48条の2)。
      • 「生産」とは、法人が債権・債務・資産を整理し、残余財産を債権者に配分する手続き。
  3. 解散後に起こる主な影響と制限
    1. 宗教行為の全面禁止
      • 法人施設(礼拝堂・道場など、全国約300カ所)の使用禁止。
      • 社会的な教会活動(礼拝、布教、集会)はすべて不可に。
      • 個人の「内心の信仰」は自由だが、組織的実践は一切できなくなる。
    2. 職員の大量解雇と雇用不安
      • 宗教活動を担う大半の職員は解散に伴い解雇。
      • 清算手続きを担う最低限のスタッフ(約1割)が残留。
      • 退職後の履歴書への「元宗教法人職員」記載が就職リスクに。
    3. 清算人(生産人)の任命
      • 裁判所が弁護士などを「生産人」に指名。
      • 資料把握や資産売却のための少数スタッフが必要だが、大部分は雇用を失う。
  4. 法的・社会的インパクト:いま何が問題か?
    • 判決文では「信者の利益は反射的利益に過ぎない」とわずか5文字で斥けられた(東京地裁 2025年3月25日判決)。
    • これまで刑事事件でしか扱われなかった「宗教法人の解散」が、初めて民事レベルで認められた(いわゆる“ルビコン超え”)。
    • 将来的には他の宗教法人(PL、幸福の科学など)にも同様の解散請求が容易になる前例を作り得る。
  5. N.A.B.I Presents の提言:リスクを取って声を届ける
    • 多くの人には刺さらないかもしれないが、1人に刺されば確実に伝播する。
    • 役所や裁判所には個別に声を届け続け、地道な活動が重要。
    • 顔・名前を出し、リスクを取ることでメディアの注目を集め、社会的インパクトを生むことが可能。
    • 例として、落語や演技の手法を取り入れた訴えかけの工夫を推奨。
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