後藤徹氏の歩みと証し
- 12年5ヶ月に及ぶ拉致監禁被害
- 青年期を強制監禁され、「青春と自由を奪われた」体験
- 被害者救済への闘い
- 民事裁判で勝利し、その結果として拉致監禁件数が激減
- 自身の犠牲が「宗教迫害を減らす礎」になったと振り返る
- 「イエスの姿との重なり」
- 自らを十字架にかけられたイエスに重ね合わせ、被害者を許し励まし続ける信念
2. 砂川竜一牧師の立場と背景
- 40年に及ぶ牧師歴と信仰体験
- 大学4年でキリスト教に入信後、12年5ヶ月の拉致監禁を経験
- 解放後は被害者の会を代表しつつ、牧師としてYouTube発信やブログ執筆でメッセージを発信
- 信仰の意義
- 「神に愛され自尊心を与えられた」ことが人生の支え
- 聖書に基づく“隣人愛”と“神への愛”の重要性を説く
3. 対談で語られた主な論点
テーマ | 内容 |
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解散命令と宗教弾圧 | – 安倍元総理銃撃事件との関連も疑われず、正当な活動実績を持つ家庭連合に突然の解散命令 – 次はキリスト教会、ひいては他宗教・皇室への弾圧が起こり得るという危機感 |
家庭連合(旧統一協会)の意義 | – 一般には「霊感商法」や「カルト」と誤解されるが、実際は愛と許しを基盤にした共同体 – 結婚祝福式によるマッチングが離婚率を大幅に下げ、若者の結婚支援に貢献 |
イデオロギーと陰謀論 | – 家庭連合は反共産主義の立場から「韓国・北朝鮮の脅威」に対抗する団体と位置づけられてきた – 背後に「共産主義化を狙う組織」がいるとの見方 |
お見合い結婚の優位性 | – 自由恋愛の離婚率は約40%、お見合い結婚は約10%未満 – 結婚は「意思の共同体」であり、信仰に基づく祝福式は互いの努力で家庭を築く土台を提供 |
4. 対談からのメッセージ
- 許しと愛の力:後藤氏が被害者仲間のために書き続ける「許しのメッセージ」は、神の愛を映す行為
- 宗教自由の重要性:一部の「被害者声」に焦点を当てるだけではなく、多くの「救われ希望を得た人々」の証しにも耳を傾けるべき
- 社会的教訓:家庭や教会は「自分以外の誰かのために生きる」価値観を育む場。宗教弾圧は、社会の絆と信教の自由を根底から揺るがす危険がある