終わらぬディプログラミング(上)〝芋づる式〟に起きた信者拉致 名簿盗られた家庭連合【世界日報】

/https://www.worldtimes.co.jp/japan/20250617-196540/

  • ディプログラミングの全容
    家庭連合を退会させるため、信者を家族やキリスト教牧師らが拘束し、無理やり脱会説得を行う手法。信者の家族を介して脱会した元信徒が加担し、「芋づる式」に監禁被害が広がった。国際的には重大な人権侵害と位置づけられている。
  • 北区・石村信一さんの証言
    30年前、200人以上の青年信者をまとめていた石村さんの教会でも、1992~2001年に約100人が監禁被害に遭った。1998年以降は特に新入信者が次々拉致され、延べ18人。元信者Aさんが教会の名簿を盗み出し、監禁計画を仲間に伝えていたことが判明。
  • 大阪市・柴田義雄さんの体験
    92年頃、市内教会の責任者だった柴田さんも、徒歩移動中の信者が次々拉致される状況を目撃。元監禁者Bさんが「救出側の協力者」として反教団集会に登場したため、仲間内にスパイとの疑念が広がり、教会内で不信感と対立を生んだ。
  • 被害者側の混乱と不安
    監禁される恐怖だけでなく、脱会を強要された後も「誰が本心で協力したのか分からない」という疑心暗鬼が信者コミュニティに深い傷を残した。信仰を奪われる怒りと、相談先のない孤立感が長く尾を引いた。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次