参政党がスパイ防止法制定をめざすなら、参政党は勝共連合から講師を呼ぶべき。1985年に成立寸前まで行った立役者。勉強していたなら、「スプートニク」には出演しない。【がっしーチャンネル】
- 参政党は秋の臨時国会で「スパイ防止法案」の単独提出を目指す(14議席+1で可)と表明。
- 1985年、自民党が提出した「国家機密(スパイ)防止法案」は、死刑規定や表現・知る権制限への懸念から世論反対で廃案に。
- 法案策定に当たっては、当時の国会推進議員・国際勝共連合(成立直前まで運動を牽引)関係者を講師に招き、具体的中身と論点を学ぶべき。
- 参考書籍『勝共連合かく闘えり』などを活用し、制定の歴史的経緯と議論点を把握することが重要。
- 「勉強不足」の象徴として、参政党の候補がロシア国営・スプートニクの取材に応じた問題を指摘。党代表は無断出演を問題視し辞職勧告を行ったが、対象は候補のみで党職員は野放しに──一貫性の欠如を批判。
- 「何がスパイ行為か」の定義を明確にしなければ、スパイ防止法は単なるパフォーマンスに終わるため、立法準備にあたっては過去の経験者の知見を取り入れ、内容の練り上げを図る必要がある。