【右向け右】第493回 – 福田ますみ・ノンフィクションライター × 花田紀凱(プレビュー版)【言論テレビ】

1. 主張の核心:家庭連合(旧統一教会)への対応は「宗教迫害」

  • メディアや政府による家庭連合への解散命令・批判を「新教の自由の侵害」「宗教弾圧」「民主主義の崩壊」と位置づけ、単なる宗教団体の問題ではなく、思想信条の自由を壊す行為と強く非難。背景にある政治的・イデオロギー的な狙い(対共産主義闘争の文脈)が無視されているとする。

2. 背景と構図の提示:報道の欠落とイデオロギー闘争

  • 統一教会問題を扱うメディアが、「全国弁ITU」的な(共産主義と対峙する)構図や歴史的背景を報じず、本質を見誤っていると批判。安倍元首相の暗殺が、それを利用しようとする勢力の望みを叶える契機になったとし、「反共」の文脈を無視した一方的な潰し方を問題視。

3. 拡張された政治的・社会的メッセージ

  • 日本が「100年に一度の危機」に直面しており、米中の変化の中で国家の自立・防衛力強化(憲法改正含む)が必要と説き、メディアの本質を見抜く力の重要性を訴える。さらに、最近の最高裁の判決(LGBT/トランスジェンダー問題)にも懐疑的な目を向け、司法の「油断なさ」への警戒を表明。

4. 動員と宣伝

  • 視聴者に対し「言論テレビ」への会員加入(定額・高額の会員枠含む)を呼びかけ、自らの情報発信を通じて「真実を掘り下げる」ことを強調。保守的立場の人々の中にも韓国由来だからという感情的な拒絶があり、それを乗り越えて宗教の自由の問題として再考を促す。

全体として、家庭連合に対する措置を「政治的・世論的圧力を帯びた過剰介入」「宗教の自由への侵害」として警鐘を鳴らし、その文脈を無視する主流報道と現体制全体への懸念を重ねて展開するとともに、視聴者を保守的情報圏へ引き込もうとする構成になっている。

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