盛山文科大臣 何がそもそも問題か【チャンネル正論】
- 問題の本質の指摘
- 盛山文部科学大臣が「旧統一教会との関係断絶」を巡る対応で、曖昧な基準(解散していない団体を含む)や「記憶にございません」などの釈明を重ね混乱を招いている点を批判。
- 岸田総理が関係断絶を打ち出した出発点自体が歪んでおり、その方針の下で動く現場(盛山氏含む)の対応が連鎖的におかしくなっているとする。
- 説明責任と信頼の喪失
- 盛山氏の答弁(記憶がない/よく覚えていない)が多用され、隠蔽や後出しの印象を与え、有権者の信頼を損ねている。
- 過去の支援関係の追及自体は意味が薄いが、隠していた形になっていることが問題をこじらせているという構図。
- 宗教と政治の関係の一貫性への疑問
- 旧統一教会だけを標的にし、それ以外の宗教団体には同様の対応をしていないことを不公平・曖昧とし、もし本気で「政治と宗教の関係」を見直すなら一斉にやるべきだと主張。
- 信者の支持を受けた政治家への対応が勝手な選別に見え、「誰を応援するか」の判断を政治家側が慎重にすべきだが、現状は矛盾をはらんでいる。
- 起点の誤りと連鎖的な歪み
- 最初の方針決定(岸田政権の関係断絶宣言)が間違っており、そこからの流れで次々と対応が悪循環に陥っている。
- 仮に盛山氏を辞任させても、その先に同様の質問・問題が他の政治家にも波及する懸念がある。
- 結論的な視点
- 根本的に出発点(関係断絶の基準設定と政治の関係性の扱い)を見直さないと、同じような混乱が続く。今後の対応を「見物」としつつ、報道・政治の在り方への疑問を投げかけている。