2025 0811 SALTY 3 Tokyo【日本キリスト者オピニオンサイトSALTY】

この動画は、2025年8月11日に東京で開かれた**「SALTY特別集会:信教の自由を脅かす解散命令」**の模様を収めたもので、家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令問題をキリスト者の立場から考える内容になっています。


目次

1. 開会と趣旨説明

  • 主催は日本キリスト者オピニオンサイト「SALTY」
  • 2018年に複数のプロテスタント牧師らが立ち上げた団体で、キリスト者の多様な意見交換の場を目指している。
  • 司会の西岡氏が「家庭連合の教義はキリスト教とは異なるが、それでも信教の自由は守られるべき」という立場を明言。
  • 安倍元首相暗殺後の一方的な家庭連合批判と政府の解散命令は、信教の自由を脅かす危険な前例になると警鐘。

2. 木下代表の挨拶

  • 自らを「大雑把な人間」と紹介しつつ、対話の重要性を強調。
  • 異なる立場の人同士が互いの違いを認め合う姿勢が必要だと述べる。
  • 家庭連合の問題は、信教の自由という普遍的テーマとして議論すべきと示唆。

3. 砂川留一牧師の特別講演

(1) 自身の生い立ちと信仰

  • 米兵の父と沖縄出身の母の間に生まれ、幼少期は父不在で国籍もなく困難な生活。
  • 17歳で父を訪ねて渡米するも、冷たい対応を受けて失望。
  • 日本人牧師の通訳を通して「許し」の教えに触れ、父と和解。これが信仰の転機となる。
  • 牧師を志し、孤児や親のいない子を養育しながら沖縄で教会を開拓。

(2) 家庭連合解散命令への見解

  • 家庭連合は「キリスト教の異端」とは考えるが、犯罪行為の証拠もなくメディア報道を根拠に解散させるのは民主主義と信教の自由への脅威。
  • この先、同じ手法でキリスト教会も標的にされる可能性を指摘。
  • キリスト教会内部にも家庭連合信者を拉致監禁して改宗を迫った牧師がおり、この事実を悔い改める必要があると主張。

(3) 中国・法輪功の例との比較

  • 中国政府による法輪功迫害(臓器摘出など)を引き合いに、日本でも信教弾圧が広がる危険性を警告。
  • 中国人移民増加や親中政治家の存在に触れ、日本の安全保障や宗教の自由が脅かされていると懸念。

4. 結論と呼びかけ

  • 家庭連合への解散命令は、異端であっても信教の自由を守るべきだという試金石。
  • キリスト教会は過去の拉致監禁関与を悔い改め、信教の自由を守るために声を上げるべき。
  • これを怠れば、将来キリスト教会自身が弾圧される危険がある。

この集会は、「家庭連合の擁護」ではなく、「異端であっても信教の自由は守られるべき」という原則論に基づく発信でした。
特に、砂川牧師が「拉致監禁は牧師も関与していた」と明言し、それを公に悔い改める必要性を語った点は、キリスト教会内でも踏み込みの深い発言といえます。


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