要約(仲正昌樹・金沢大学教授の指摘)
この動画では、元統一教会信者である仲正昌樹教授が、旧統一教会の解散命令プロセスの問題点を大きく3点に整理して批判しています。
1. 解散命令プロセスの不公正
- 解散命令のプロセスは「実態とかけ離れている」と指摘。
- 教団がどうなるかは中立的立場で構わないが、「プロセス自体がおかしい」ことが問題。
- 公平公正な手続きが取られていないことを強く批判。
2. 「地獄に落ちる」脅し・マインドコントロール論の否定
- 報道では「〇〇しなければ地獄に落ちる」と脅され献金させられるとされているが、自身の経験ではそのような教えはなかった。
- 祝福解消の際も「地獄に落ちる」とは一度も言われなかった。
- 「マインドコントロール技術」も教わったことはなく、そんなものがあるなら信者を大量に獲得できているはずだが現実はそうなっていない。
- 影響を受けるのは人間誰しもあるが、それを「マインドコントロール」と決めつけるのは誇張。
3. 現役信者の声を無視
- 文科省は「被害者」とされる元信者の証言だけを取り上げ、現役信者や加害をしたとされる側の声を聞いていない。
- 仲正教授自身も有名な元信者であるにもかかわらず、一度も文科省から問い合わせを受けたことがない。
- 現役信者や中立的な元信者の声を排除したまま「解散命令」が出されるのは不公正であり、歴史的な汚点になる。
結論
仲正教授は「教団を擁護する立場」ではなく、日本国家において裁判や行政判断は公平・公正であるべきだと強調。
現役信者や中立的意見を無視して一方的に解散命令を下すことは、民主主義と法治国家の原則に反する、と訴えています。