目次
要約:「日本の針路と勝共運動の使命」
(国際勝共連合 梶栗正義会長 記念講演)
1. 国難突破の課題
- 内外からの危機が日本を覆っている。
- 内憂:少子高齢化、価値観の混乱、文化に浸透する新しい共産主義(文化マルクス主義)。
- 外患:急変する国際安全保障環境、中国・ロシアの台頭、北朝鮮問題。
- 「文化共産主義」はアメリカの分断を生み、日本にもLGBT理解増進法などの形で浸透していると指摘。
2. 共産主義との闘いと勝共運動
- 国際勝共連合は、創設以来 共産主義と戦う愛国運動 として歩んできた。
- 1980年代のスパイ防止法推進運動を回顧。
- 当時、父(梶栗玄太郎氏)が全国運動を指導し、地方議会1800以上が意見書を採択。
- 日弁連・マスコミの強い反対に直面したが、「日本を守るために必要」と信じて闘った。
3. 世界情勢と日本の使命
- 中国・ロシアは「100年に一度の大変動」を語り、米国主導の秩序に挑戦。
- NATOも中国がロシアを軍事的に支援していると名指しで非難。
- グローバルサウスが台頭する中、日本は「自由と民主主義」を世界に伝える橋渡し役となるべき。
- 宗教的信念に裏打ちされたガンジー、マンデラ、キング牧師らの闘いを例に、価値を守るには信念が不可欠と強調。
4. 日本の進路
- 日米韓を軸とするアジア太平洋の平和と繁栄 に日本が先頭で貢献すべき。
- 自由・民主主義を人類普遍の価値として広める責任がある。
- 国家を守る基盤は「家庭」――家庭は愛の学校であり、人間関係の基礎・道徳心の源泉。
5. 結論
- 文化に浸透した共産主義、専制的な体制共産主義を克服することが日本の国難突破につながる。
- 勝共運動を完徹し、愛国運動を進め、日本を守り、世界の平和文明を実現する使命があると訴えた。
📌 まとめ
梶栗会長は「文化的共産主義」と「体制的共産主義」の二重の脅威を指摘し、日本は家庭を基盤に愛国運動を進め、アジア太平洋の平和と自由を守る先頭に立つべきだと強調しました。