『運命と宿命』【講演:中山達樹 弁護士】【人権と信教の自由を守る多磨東京の会】

. 家庭連合の素晴らしさと課題

  • 家庭連合の信仰者は、高収入を捨てても信念を貫き、人格・考え方が優れている
  • 社会との接点が少ないため、その価値が世間に十分伝わっていない

2. 「勇気」の重要性

  • 自身も2年前に勇気を出してこの活動を引き受けた
  • 二世信徒には「実力(能力)を身につけることで勇気が湧く」と助言

3. 法律・裁判の不確実性

  • 最高裁や裁判官も間違える(袴田事件58年ぶり無罪、光市母子殺害事件の判決書比較など)
  • 法律は論理の手段に過ぎず、世論や評判が裁判結果に影響を与えうる

4. 解散命令対策の方向性

  • 「公共の福祉」違反の判断はまだ裁判所で十分に検討されていない
  • 世間・メディア・裁判所に「良い団体・良い人々」と思わせる努力が必要

5. 拉致監禁問題への言及

  • 文科省提出の230件書面のうち半数以上が拉致監禁の被害者によるもの
  • 被害者の声を大きく伝え、社会的インパクトを高めるべき

6. 古典・哲学からの視点

  • 論語や渋沢栄一『論語と算盤』、英語の “Blessing in disguise” などを引用
  • 成敗や成功・失敗は一過性、長期的(50~100年)視点で物事を見る

7. 運命と宿命の区別

  • 変えられない宿命を受け入れ、変えるべき運命には勇気を持って挑む
  • 二世信徒には、受け入れるべきものと変えるべきものを見極める態度を推奨

8. 二世信徒へのメッセージ

  • 精神と身体を一致させる「心身統一」の大切さ
  • 批評される勇気を持ち、生涯を通じて「交渉可能な人生」を歩むこと

9. 結び

  • 社会的評価を高め、世間の理解を得ることで、解散命令を防ぎ、長期的な信仰活動を守ろう
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