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要約: 第2回信教の自由と人権を守る愛媛シンポジウム(2025年2月11日)
- シンポジウムの概要
- 「第2回信教の自由と人権を守る愛媛シンポジウム」が松山市で開催。
- 主催は「愛媛信教の自由と人権を守る会」。
- 旧統一教会(家庭連合)の信者約300人が参加。
- 窪田順生氏の講演
- 窪田氏(ノンフィクションライター)が家庭連合の拉致監禁・強制棄教問題を取材。
- メディア関係者に問題提起すると、「悪に感化された人を正義に転向させるには暴力的手段もやむを得ない」との回答があったと指摘。
- 取材を重ねる中で、戦前・戦中の共産主義者への思想弾圧と似た構図があると分析。
- 戦前・戦中の思想弾圧との比較
- かつて共産主義者は「思想犯」として取り締まられ、家族愛や宗教を用いた説得、さらには監禁が行われた。
- 1943年の統計によると、思想犯として起訴された2,440人のうち、最後まで信念を貫いたのはわずか37人。
- その共産主義者らが実権を握った際、同様の手法を家庭連合信者に適用し、家族愛を利用した棄教強要につながった可能性を指摘。
- 暴力の連鎖と宗教の役割
- 人は自身が受けた暴力を他者に再現しがちであり、親子間の虐待と同じ構図があると指摘。
- 「この暴力の応酬を唯一食い止められるのは宗教ではないか」との持論を展開。
- その他の講演者
- 岩本龍弘氏(元日本基督教団牧師・ユーチューバー)
- 小嶌希晶氏(家庭連合2世信者、「信者の人権を守る二世の会」代表)
- それぞれが信教の自由と人権に関する講演を行った。
本シンポジウムでは、家庭連合信者に対する拉致監禁・強制棄教の問題が戦前の思想弾圧と類似していることが指摘され、信教の自由を守る重要性が議論された。
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