山上裁判、情状酌量が“正義”を狂わせる。 事件の真相究明を。

この動画「山上裁判、情状酌量が“正義”を狂わせる。事件の真相究明を。」の内容を要約


目次

🧩 1. 裁判の焦点と“危険な前例”への警鐘

冒頭では、山上徹也被告の裁判が奈良地裁で始まり、「母親の家庭連合(旧統一教会)への多額献金による家庭崩壊が事件に与えた影響」をどの程度考慮するかが最大の争点だと説明されています。
しかし、ガッシー氏はここに「極めて危険な前例」が生まれようとしていると警告します。

「理解できることと許されることは別問題。悲劇的な動機であっても、国家秩序を揺るがすテロ行為は正当化されない。」

背景や同情によって量刑が左右されると、「法より感情が優先される社会」になりかねないという問題提起です。


⚖️ 2. 社会とメディアの“共犯化”への懸念

氏は、今回の事件が「社会が共犯化している」点に危機感を示しています。
SNSやメディアの多くが「山上は理解できる」と論じたことで、裁判が始まる前から“情状酌量”の空気が形成されたと指摘。

「司法は感情の正義ではなく、法の正義で動くべき。
同情を先に与えた社会は、犯罪者の自己正当化を助長する。」

もし今回、大幅な減刑が行われれば、「悲劇を演じれば刑が軽くなる」というメッセージを次の加害者に与えることになり、法の前の平等が崩壊すると警鐘を鳴らしています。


🔍 3. 弁護士・医師らによる「真相究明の会」

動画の後半では、事件の真相を独自に検証している弁護士・医師らの団体「真相を究明する会」について紹介。

この会は:

  • 南出喜久弁護士、渡辺広典弁護士ら約20名が参加
  • 6つの分科会を設置し、現場検証や証言・映像・音声データを収集
  • 科学的・医学的・法的観点から事件を再検証

その結果、「山上被告が発砲した位置や警察側の主張する死因には疑問が残る」とし、単独犯ではない可能性を指摘。
事件の全容解明が不十分なまま判決が下されれば、「司法への信頼が失われる」と訴えています。


🗓️ 今後の予定

  • 裁判員裁判として全19回開催予定
  • 12月18日に結審
  • 判決は2026年1月21日に言い渡される見通し

🎯 まとめ

この動画の主張は一言で言えば:

「悲劇的な背景を理由に罪を軽くすべきではない。
司法は感情ではなく法に基づく正義を守れ。
そして、事件の真相を最後まで解明せよ。」

という二重のメッセージ ―
「感情に流されない法の厳正さ」と「事件の闇の解明」の両立を求める内容です。


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