20240919 安倍氏、旧統一教会トップと面談「何が問題か」【細川のりお 取手市議会議員】
要約: 安倍氏と旧統一教会トップの面談報道について
1. 旧統一教会問題と報道の経緯
- 2022年7月8日の安倍元首相銃撃事件直後から、旧統一教会との関係が連日報道された。
- 岸田首相・茂木幹事長が「旧統一教会との関係断絶」を宣言し、山際大臣が辞任する事態に発展。
- その後、旧統一教会問題は報道されなくなっていたが、2023年9月17日付の朝日新聞が「安倍氏が2013年に旧統一教会会長と面談していた」と報道。
2. 朝日新聞の報道内容
- 2013年6月30日、参院選直前に安倍晋三氏が自民党本部で旧統一教会会長と面談。
- 参院選比例候補の支援について協議し、選挙支援を確認したとされる。
3. なぜ問題視されるのか?
- 安倍氏は自民党総裁として、公認候補全員の当選を目指す立場にあった。
- 支援団体に協力を要請するのは一般的な政治活動の一環であり、それ自体に問題はない。
- しかし、岸田政権が旧統一教会との関係断絶を掲げたため、今回の報道がトップニュースとして扱われた。
4. 岸田政権 vs. 安倍氏の方針
- 岸田政権の方針を正当化するならば、安倍氏のような政治手法は自民党から排除されるべき。
- 逆に、安倍氏のやり方が正しいとするならば、岸田政権の「関係断絶」方針が間違いであるという矛盾が生じる。
- 自民党議員はどちらの道を選ぶのか、立場を明確にする時ではないか。
5. 野党やマスコミの反応
- 立憲民主党・泉代表:「総裁選の候補者は関係を明らかにすべき」
- 共産党・小池書記局長:「組織的な関係が明らかになった。全面的な再調査を」
- 国民民主党代表:「この説明なくして衆議院解散はできない」
- 野党が調査や説明を求める背景には、岸田政権の「関係断絶」方針がある。
6. 旧統一教会の信者に対する扱いについて
- 一部の信者が過去に問題を起こしたが、誤りを認め、和解していれば同じ国民である。
- 自民党は、旧統一教会を「反社会的」と決めつけて排除しようとした間違いに気づくべき。
- 法律のもとで社会復帰が保証されるのが日本のルールであり、この原則を守るべき。
7. まとめ:自民党はどの道を選ぶのか?
- 安倍氏のやり方が正しいのか、岸田政権の方針が正しいのか、改めて考える必要がある。
- 自民党総裁選を通じて、この問題の是非を問い直すことが重要ではないか。
8. 結論
- 今回の報道を機に、旧統一教会との関係をどう考えるべきか、議論を深めるべき。
- 視聴者の意見を求めるとともに、今後も時事問題を取り上げていくと締めくくる。