以下は、福田ますみ氏の発言内容の主要なポイントをまとめた要約です。
- 著作制作と取材活動
福田氏は、後藤さんの著作および過去の連載記事を元に、統一教会(家庭連合)の拉致監禁問題や裁判の実態について取材・執筆していることを述べています。初期の原稿には、後日編集で裁判部分を充実させる必要があったと振り返っています。 - 拉致監禁の実態とシステム的な問題
後藤さんから直接聞いた12年5ヶ月に及ぶ拉致監禁の実態に驚きを示すとともに、これが単なる個別の事件ではなく、システムとして無限ループ的に続いている点を強調しています。また、旧統一協会に対する悪いイメージが、実際の被害の深刻さを見過ごす原因になっていると指摘しています。 - 全国弁ITUやマインドコントロールの影響
全国弁ITUが、統一教会系の被害者問題を強調するために、数値や被害金額を水増しし、組織的なマインドコントロールの手法を用いていることを批判。これにより、世間の認識やメディア報道が偏ってしまっていると述べています。 - 裁判・捜査の運びと警察・マスコミの対応
霊感商法被害や販売員をめぐる訴訟、さらにはストーカー規制法違反事件など、複数の事例を通じて、教団側の関与や捜査の運び方に疑問を呈し、警察やメディアが一方的なナラティブに沿って動いている現状を批判しています。 - 宗教研究や学界の現状への懸念
また、宗教学や社会学の分野でも、統一教会に関するフィールドワークが行われず、反統一教会の立場に偏った情報だけが流布されている現状を問題視しています。 - 全体的な結論と今後の戦いへの呼びかけ
福田氏は、国家的な人権侵害ともいえる拉致監禁の問題に対して、真実を追求し、組織的な不正に立ち向かうための戦いを続ける重要性を訴え、今後も粘り強く取り組むよう呼びかけています。