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803_1775 平和経757.
統一主義は新しい文化革命の基礎 1983年11月25日 アメリカ シカゴ シカゴ マリオットホテル 第12回 科学の統一に関する国際会議 尊敬する議長、議長団並びに著名な教授閣下と紳士淑女の皆様が第12回 科学の統一に関する国際会議 に参加するためにシカゴにお越しくださったことに対し深く感謝の意を表します。第1回 科学の統一に関する国際会議以来、本会議は大きく発展してきました。科学の統一に関する国際会議 の成果は、皆様が周囲の激しい圧力や迫害をもともせずに成し遂げた相互協力と献身的な努力の賜物です。皆様の業績とは、全世界で誰も凌駕することのできない会を 科学の統一に関する国際会議 で創造したことです。私は皆様のこのような努力と誠意に対し深い感謝を捧げると同時に、皆様が成し遂げた成果に対してお祝い申し上げる次第です。
新しい文化革命は絶対価値に根拠を置くべき。今や世界は科学と技術の驚くべき発達に伴う急激な変化を体験しています。したがって、社会の価値は根本から揺らいでおり、あらゆる分野で混乱と葛藤を引き起こしています。このような傾向は、次第に高まる無神論的唯物論の影響力によって加速化されてきました。簡潔に言えば、多くの難題が今日の世界を脅かしており、未だにこのような問題に対する誠の解決策を見出せずにいるのです。民主主義や共産主義も社会悪を生産する方法を提示できずにいることは明らかです。根本的に民主主義と共産主義は人類共通の問題を解決しようという欲望から発展しましたが、民主主義はこのような課題に成功できなかっただけでなく、共産主義の破壊活動に対し、それを克服することも阻止することもできないということが明らかになりました。共産主義は人類に一層大きな問題を引き起こしました。したがって、世界は苦境に陥るようになり、民主主義と共産主義は窮地に追い込まれた後のいない状況に陥るようになりました。これが私たちが直面している現実であり、人類の将来は暗く不可能なに見えるのです。
それでは、民主主義と共産主義はなぜ解決策になり得ないのでしょうか?二つの思想を注意深く分析してみると、この二つはいずれも究極的な意味における真理の核を持っていません。民主主義は政治制度の根幹として貢献しているかもしれませんが、それは決して明快で包括的な世界観ではありません。共産主義は包括的で体系的な世界観を持っていますが、それは偽りの仮定と歪曲された事実に根拠を置いています。したがって、新しい真理に立脚した運動として第三の体案が必要です。その体案は、真理と絶対価値に立脚した完璧で体系的な世界観である統一思想、統一運動です。
新しい文化革命が起きています。私は全ての学者と専門家の皆様がこの新しい文化の創造に参加してくださることを願う次第です。民主主義と共産主義の欠点を知るならば、新しい文化革命は絶対価値にのみ根拠を置いてこそ可能であると結論を下すことができます。このような絶対価値は、現状の変化に立脚した相対的な価値であってはいけません。むしろこのような価値は、普遍の世界の原因と結果、神様と人間と宇宙の根本的な関係に立脚した普遍的で究極的な価値でなければなりません。私たちはこのような第三の世界観の発展と現世の問題解決を目的として、科学の統一に関する国際会議を始めました。12年前に科学の統一に関する国際会議を創設する時、私は絶対価値を中心テーマとして立てました。
絶対価値をテーマとしたのは、変わることのない普遍的価値は創造世界の本質的な基礎であると考えたからです。科学の統一に関する国際会議以外にも、全人類が夢見て願ってきた理想社会を建設するその準備として、様々な会議やプロジェクトを私は創設しました。私が生涯にわたって追求してきた統一運動の目的は、新しい体系的な世界観に立脚した新しい文化革命を創造することです。私たちの運動は130カ国以上に広がり、私たちの指導理念である統一思想が新しい真理体系として多数の有識者たちに認められてきています。
一般的に民主世界では統一思想に対して解放的であり、その潜在力に多大な関心を寄せています。一方、共産世界は統一運動に対して敵対し、民主主義体制を私たちを破壊する道具として利用してきました。共産主義の指導者たちは私たちを目の敵にし、レバレンド ムーンに関係する全てのプロジェクトに反対してきました。科学の統一に関する国際会議の組織も例外ではありません。共産主義者たちは、レバレンド ムーンがこの会議を創設し、常にこの会議を最も重要視していることを知っています。これがまさに科学の統一に関する国際会議が始まって以来、受けてきた避難と迫害の重要な原因です。
統一運動に対する共産主義の反対運動。共産主義は自由世界を衰えさせるためにあらゆる策略と暴力に明け暮れています。私が統一運動に対する彼らの反対活動を知っているように、皆様もご自身の国における共産主義者の虚偽宣伝と破壊行為をよくご存知のはずです。私たちはこれ以上この問題を看過することはできません。したがって、私は全ての自由世界と統一運動に対する共産主義者たちの攻撃の実際に関して皆様に明らかにお話しできる機会として、今回のこの席を選びました。私は皆様ご自身と学問の自由の保護、そして全ての自由世界の守護のためにこの事実を知る必要があると思います。
統一運動の世界的な発展に伴って、共産主義をはじめとした多くの敵対勢力の迫害があり、様々なところで妨害を受けました。私たちの活動が社会にとっては有益なものであるにも関わらず反対を受けるのはなぜか、その理由が理解できません。そこで反対のその質的な根源を明らかにするために調査しました。今日私は統一運動が成功し、非常によく知られている日本で明らかになった事実をお話ししようと思います。私たちの運動だけでなく自由世界を破壊しようとする共産主義の画策が世界の至所で続いているだけに、この情報が全ての国の国民にとって有益であると私は確信します。私が明らかにするより詳しい暴露の内容は、間もなく本として出版される予定であり、その本が皆様に広く読まれることを願う次第です。
日本もまたアメリカのように国民の自由を誇りにしています。しかしその自由の下でKGBと日本共産党が私たちの運動に参加することを決意した人に対して逆宣伝し、自由を破壊していることを知っている人はごく少数です。彼らは甚だしくは裁判所の協力を受けたこともありました。私たちのこのような調査によって、共産主義者たちが私と統一運動を破壊しようとする陰謀を計画し、嘘や事実の歪曲、流言飛語を組織的に風潮してきたことが結論として明らかになりました。共産主義者たちは統一運動を妨害するために偽の情報を組織的に流布し、大衆動員を起こして当選を結成し、対立と葛藤、闘争を引き起こしているのです。共産主義者たち
は常に全ての反対者を除去するためにこのような状況を助長しています。日本共産党は統一運動を彼らの第一の敵と見なしており、統一運動に対する闘争は日本の資本主義やアメリカの帝国主義に対する闘争よりも急を要するものであると公式的に宣言しています。日本共産党が1978年6月5日から7日にかけて開催した全国指導者会議で、日本 研治議長は統一運動を破壊することは後世の歴史に記録される聖なる戦いであると発表しました。さらに彼はこの歴史的偉業を成就するために民主派士たちに団結して全ての努力を傾注することを促しました。日本の共産主義者たちは数百の団体を動員して私たちに反対してきました。
私は人類と神様の究極的理想である地上天国を実現するために統一運動を創設しました。私たちの運動は全ての人間の努力を傾注して宗教を復興させ、人間を教育する運動です。私たちのような霊的な運動が、異なった関心事や方向を宣言する既成勢力から反対を受けるのは歴史的に避けられないことでした。宗教運動は皆、その始まりから激しい迫害と敵対を呼び起こしました。このような困難を克服した運動だけが未来の世代のための主流思想と指導力になることができたのです。仏陀教やキリスト教、さらには民主主義と共産主義さえもこのような典型的な例でした。
共産主義の戦略戦術を克服すべき。この当初からレバレンド ムーンと統一運動は宗教の領域だけでなく、政治、経済、文化、科学技術、言論、教育の領域で途方もない誤解と避難、迫害と試練に耐えてきました。私たちは一般大衆と為政者から社会全般にわたって反対と迫害を受けてきました。ある意味では、全世界の全ての人々に直接または間接的に統一運動の運命に対して責任があります。しかし世界的な反対は特に共産主義者たちによって利用されてきました。共産主義者たちの標的にはいかなるものにもレバレンド ムーンの名前がついています。
これまでほとんどの人たちが統一運動について正しく理解することは非常に困難でした。人々が私たちに関して見聞きすることのほとんどは、反対者たちが数年間浮潮してきた嘘と煽動的な避難でした。統一運動とレバレンド ムーンに関して人々が信じやすいのは、ただ単に昔捏造された流言飛語の繰り返しに過ぎない言葉でした。嘘も100回繰り返せば真実となるというレーニンの教えに従い、共産主義者たちは人々に確信を与えるために同じ偽りの噂を繰り返し続けてきました。例えば、過去12年間日本共産党は彼らの宣伝機関紙である「赤旗」と彼らの出版物に16億枚の反統一運動の記事を印刷しました。それは日本の国民1人当たり16枚に相当する悪意に満ちたものでした。これは私たちの運動を破壊しようとする共産主義者たちの陰謀の中の一つに過ぎません。反統一運動の宣伝は中国、北朝鮮、東ドイツ、ソ連、キューバ、ニカラグア、リビアとその他の国々からも絶えず流れ続けています。このような偽りの宣伝は公務員、政府指導者、知識人、宗教指導者、言論媒体と一般大衆に浸透しています。そうして人々が歪曲された情報を数えきれないほど聞くようになり、結局それが事実であると信じるようになるのです。
しかし最も下品で卑しい行為は、統一運動に参加している人に対して非人間的処置を行うデイプログラミング(脱会)というものです。それは共産主義者が協力していることは明らかです。人権の擁護者である裁判官と裁判所は、しばしば基本的な宗教の
自由の権利を侵害することに協力することがあります。皮肉なことに、その権利の侵害は人権と宗教の自由を最も声高に叫ぶ国家で発生しているのです。Dプログラミングに使われる方法は、共産主義の政治犯の収容所で施行される方法と同じです。Dプログラマーたちは少数派宗教の信仰を持つ人を監禁するために、親や親戚を利用して精神病院に委託したりもしました。その他の典型的なDプログラミングの手段としては、拉致、不法監禁、暴力、精神的な脅迫、睡眠妨害、アルコールと麻薬仕様への誘因、性的誘惑と強姦などが含まれています。この脅迫と嫌がらせのテクニックにより、職業的Dプログラマーたちは信仰を捨てるように強要します。多くの人がこのような犯罪行為によって肉体的にも精神的にも傷つくようになります。私の愛する多くの人々がその信仰と理想ゆえに苦痛にあうのを見る時に感じる私の深い悲しみを皆様想像すらできないでしょう。信じられないことに、Dプログラマーたちは自分たちが行っている方法を私たちが使っていると言って非難しています。
皆様はなぜ共産主義者たちがレバレンド ムーンと統一に対してそのようなに敵対と恐れを抱いており、なぜ彼らがそんなに命がけで私たちを破壊しようとするのか不思議に思われるでしょう。皆様もご存知のように、共産主義の究極的目的は無神論的唯物論の旗のもとに全世界を征服し、共産党独裁を実現することです。実際に労働価値、条説、弁証法的唯物論、史的唯物論のようなマルクス論は真理と正義であり、暴力革命を正当化するために主張されたものです。今まで共産主義の恐れるべき実態を克服できるものが何卒として存在しませんでした。
統一思想は共産主義を克服する実体的基盤。しかし統一思想は共産主義の虚偽を暴露しています。彼らはこのような事実を知っているので統一主義を根源的に撲滅しようとしているのです。共産主義者たちは自分たちの正体を暴露する全てのものに対して恐れを抱いています。今まで無知上、数百万人もの人々が共産主義に利用され、無慈悲に虐殺されてきました。少数の一握りの人々だけが勇気を持って戦いましたが、理念と組織の力が弱かったために彼らは孤立し、弱り、簡単に破れました。今日、数億の人類が絶望の涙を流しながら共産主義からの解放を待ち望んでいます。
私は3年近くの間、金日成独裁にある北朝鮮の興南収容所で過ごしました。彼らは私をそこに投獄し、命を奪おうとしました。しかし私は生き残り、結局国連軍によって自由の身となりました。その時から私の生涯の使命は共産主義よりも優れ、共産主義から世界を解放できる絶対的真理をいかにして樹立するかということに集中してきました。今や私が目撃したその犯罪の数々に関して公然に話すことができます。私は共産主義に対して批判し、戦い、共産主義を克服するための実体的基盤を持っています。以上のことから、皆様はなぜ共産主義者たちがレバレンド ムーンとその組織を恐れるかということについて理解できるでしょう。
共産主義者たちにとって非常に理解し難いのは、なぜレバレンド ムーンの運動はあらゆる反対と迫害と中傷にも関わらず成功に成長し続けているのかということです。例えば、共産国際商経連合の会員は日本に350万人います。第一に、共産主義者たちは神様が生きておられることと実際に統一運動の背後で神様が働いておられることを悟れずにいます。第二に、彼らは宗教の誠の本質を理解できず、
また人間の本心はただ神様の真理と愛によってのみ本当の満足を感じるという事実を理解できずにいます。最後に、彼らは霊的な世界とこの宇宙を統治する神様の法則が弁証法的唯物論によって動くものではないことを悟れずにいるのです。統一運動は宇宙の根本的真理に基づいた深い宗教的体験と啓示によって触発され、裏付けられています。ですから私たちは世界と人類の本心を動かすことができるのです。統一運動に参加する会員は許すということを学びました。彼らは自分を迫害した人々を恨むのではなく、むしろ迫害と試練を霊的成長の糧として受け入れています。簡単に言えば、統一運動の真の会員はいかなる反対にも屈せずに推進する力と揺るぎない信仰を持っています。これはすでに私たちが確固たる世界的な基盤を確立したという事実から証明されているのです。
世界の各地に新しい文化革命の火を燃やそう。レバレンド ムーンと統一運動は神様と人類のための生死をかけた重大な使命を担っています。しかしこの使命は統一運動の独占物ではありません。この運動の会員たちは良心的な人々で理想を抱いた人々と共にもに新しい文化革命の隊列で働くことを願っています。自由世界の人々、特にキリスト教をはじめとした宗教者たちは皆、統一運動の偉大な友とならなければなりません。悲惨にも彼らは共産主義者たちの戦略に対して無知であり、友と敵を区別することができませんでした。結果的に彼らは度々自分の真の友を攻撃し破壊してきました。しかし最近の状況は変わりつつあります。人々は共産主義の虚偽と威嚇に対し憤慨するようになりました。最近の事件は共産主義者たちが初めから使ってきた戦略と戦術を明快に暴露しています。自由世界と宗教の未来に関してより一層憂慮するようになった良識的な学者、経済人、宗教指導者が統一思想の普遍的な旗の下に集まり始めました。また人々は道徳的退廃と戦うその力と共産主義に対抗するその潜在力のゆえに統一理念に魅力を感じるようになりました。
今日、皆様は私と共同の運命に直面しています。共産主義から学問世界を保護し、歴史がこの時代の私たちに与えた課題を成し遂げるために共に働きましょう。私と統一運動の会員たちはこの実に困難な課題にぶつかることを決意しました。全世界の学者たちは今日から各分野で指導力を持つために合流しましょう。共産主義者側ではマルクス主義の学者たちが学生とキャンパス活動を指導することによって指導力を行使しています。彼らは労働階級及び少数民族の組織者たちと提携し、究極的には人間の真の幸福を破壊することになる途方もない理念的社会的戦線を構築しました。したがって私たちは教授と学生の責任ある協力を通し、組織的で社会的な基盤を一刻も早く確立しなければなりません。私はこの悪の世界では正義を擁護する人が何らかの実体的基盤を持てなければ簡単に除去されることを骨身に染みて悟らされました。したがって学者学生の連合戦と共にキリスト教をはじめとした全ての宗教の信仰者たちは共に働かなければなりません。
このような歴史的で最も重要な時代に生きている私たちは生死の境に立たされています。私は皆様が大志を抱いた義の学者、教育者として世界に実質的で建設的な変化を起こすことを熱望しています。人生の全ての領域を包含する統合された戦線で共に働きましょう。そして
歴史の頂点に立って世界の各地に新しい文化革命の火を燃やしましょう。神様の溢れんばかりの恩師が皆様の国と皆様のご家庭、そして皆様と共にあることを願います。神様がこの第12回 科学の統一に関する国際会議 総会における皆様の討論をお導きくださることをお祈りします。ありがとうございました。765ページ。
要約
現代の課題と既存思想の限界
- 現代世界は科学技術の驚くべき発展に伴う急激な変化を体験している。
- これにより、社会の価値は根本から揺らいでおり、あらゆる分野で混乱と葛藤を引き起こしている。
- この傾向は、次第に高まる無神論的唯物論の影響力によって加速化されている。
- 今日の世界を脅かす多くの難問に対する真の解決策は、未だに見出せていない。
- 民主主義や共産主義も、これらの社会問題を解決する方法を提示できていない。
- 民主主義は政治制度としては貢献しているかもしれないが、明快で包括的な世界観ではない。また、共産主義の破壊活動に対し、克服することも阻止することもできていない。
- 共産主義は包括的で体系的な世界観を持つように見えるが、それは偽りの前提と歪曲された事実に根拠を置いている。実際、共産主義は人類に一層大きな問題を引き起こした。
- 結果として、世界は苦境に陥り、民主主義と共産主義は窮地に追い込まれている。
- 民主主義と共産主義は、どちらも究極的な意味における真理の核を持っていない。
新しい解決策:統一思想(統一運動)
- 新しい真理に立脚した運動として、「第三の代替案」が必要とされている。
- その代替案は、真理と絶対価値に立脚した完璧で体系的な世界観である**統一思想(統一運動)**である。
- このような絶対価値は、現状の変化に立脚した相対的な価値であってはならず、変わることのない普遍的な価値である。
- それは、普遍の世界の原因と結果、神様と人間と宇宙の根本的な関係に立脚した、普遍的で究極的な価値である。
- 絶対価値は、創造世界の本質的な基礎であると考えられている。
- 統一運動の目的は、新しい体系的な世界観に立脚した新しい文化革命を創造することである。
- その他にも、全人類が夢見て願ってきた理想社会(地上天国)を建設する準備として、様々な会議やプロジェクトを創設している。
- 統一運動は、全ての努力を傾注して宗教を復興させ、人間を教育する運動でもある。
統一運動に対する共産主義からの激しい反対とその実態
- 一般的に民主世界では統一思想に対して開放的であり、その潜在力に多大な関心を寄せている。
- 一方、共産世界は統一運動に対し敵対し、民主主義体制を破壊する道具として利用してきた。
- 共産主義の指導者たちは、レバレンド・ムーンと関係する全てのプロジェクトに反対しており、科学の統一に関する国際会議も、開始以来、非難と迫害を受けてきた。
- 共産主義は自由世界を衰えさせるために、あらゆる策略と暴力に明け暮れている。
- 共産主義者は統一運動を妨害するために、偽りの情報を組織的に流布し、大衆動員や対立、葛藤を引き起こしている。
- 特に日本では、KGBと日本共産党が、統一運動に参加を決意した人に対して逆宣伝を行い、自由を破壊している。時には裁判所の協力も受けた。
- 共産主義者は、レバレンド・ムーンと統一運動を破壊しようとする陰謀を計画し、嘘や事実の歪曲、流言飛語を組織的に風潮してきた。
- 日本共産党は統一運動を「第一の敵」と見なし、日本における資本主義やアメリカ帝国主義に対する闘争よりも急を要するものだと公式に宣言している。
- 嘘も100回繰り返せば真実となるという教えに従い、共産主義者は偽りの噂を繰り返し流布し、人々を信じ込ませようとしている。
- 例えば、日本共産党は過去12年間で、16億枚もの反統一運動の記事を印刷した(日本国民一人当たり16枚に相当する悪意に満ちた記事)。
- 反統一運動の宣伝は、中国、北朝鮮、ソ連など多くの共産主義国からも絶えず流れ続けている。
- このような偽りの宣伝は、公務員、政府指導者、知識人、メディアなどを通じて社会全体に浸透し、人々は繰り返し聞かされるうちにそれが事実であると信じるようになる。
- 最も下品で卑しい行為は、統一運動参加者に対する「デプログラミング(脱洗脳)」である。
- これは非人間的処置であり、共産主義者が協力していることが明らかである。
- 方法には、親族を利用した精神病院への監禁、拉致、不法監禁、暴力、精神的脅迫、睡眠妨害、アルコールや薬物使用への誘因、性的誘惑と合姦などが含まれる。
- 信じがたいことに、人権擁護者であるはずの裁判官や裁判所もしばしば、基本的な宗教の自由の権利を侵害することに協力することがある。
なぜ共産主義は統一運動をそこまで恐れるのか
- 共産主義の究極的目的は、無神論的唯物論のもとに全世界を征服し、共産党独裁を実現することである。
- 彼らのマルクス主義理論は、暴力革命を正当化するために主張されたものである。
- これまで共産主義の恐れるべき実態を克服できるものは存在しなかった。
- 統一思想は、共産主義の虚偽を暴露している。
- 共産主義者はこの事実を知っているため、統一思想を根源的に根絶しようとしている。
- 彼らは、自分たちの正体を暴露する全てのものに対して恐れを抱いている。
困難にも関わらず統一運動が成長し続ける理由
- 共産主義者にとって理解しがたいのは、統一運動があらゆる反対や迫害、中傷にも関わらず成功し成長し続けていることである。
- その理由は主に以下の3点である:
- 共産主義者は、神様が生きておられ、実際に統一運動の背後で働いておられることを悟れない。
- 彼らは、宗教の真の本質、そして人間の本心が神様の真理と愛によってのみ真の満足を感じるという事実を理解できない。
- 彼らは、霊的な世界と宇宙を統治する神様の法が、唯物論的な考え方で動くものではないことを悟れない。
- 統一運動は、宇宙の根本的な真理に基づいた深い宗教的体験と思想によって支えられている。
- だからこそ、世界と人類の本心を動かすことができるのである。
- 統一運動の会員は、迫害した人々を恨むのではなく、むしろ迫害と試練を霊的な成長の糧として受け入れている(許すことを学んだ)。
- 統一運動の真の会員は、いかなる反対にも屈しない推進力と、揺るぐことのない信仰を持っている。
- これは、すでに確固たる世界的な基盤を確立したという事実によって証明されている。
新しい文化革命への呼びかけ
- レバレンド・ムーンと統一運動は、神様と人類のための生死をかけた重大な使命を担っているが、この使命は統一運動だけの専有物ではない。
- 統一運動の会員は、良心的で理想を抱いた全ての人々と共に、新しい文化革命のために働くことを願っている。
- 自由世界の人々、特にキリスト教をはじめとする宗教者たちは、統一運動の偉大な友となるべきである。
- 最近、共産主義の不誠実さと威嚇に気づき、自由世界の未来を憂慮する良心的な学者、経済人、宗教指導者が統一思想のもとに集まり始めている。
- 彼らは、統一理念が持つ道徳的退廃と戦う力と、共産主義に対抗する潜在力に魅力を感じている。
- 私たち皆は、共産主義という共通の運命に直面している。
- 学問の世界を保護し、この時代の歴史的な課題を成し遂げるために共に働くべきである。
- 教授と学生の責任ある協力、組織的で社会的な基盤の確立が必要である。
- 悪の世界では、正義を擁護する者が実質的な基盤を持たなければ簡単に除去されてしまう。
- したがって、学者学生の連合戦線と共に、キリスト教をはじめとした全ての宗教の信仰者たちは、共に働かなければならない。
- 私たちは今、歴史上最も重要で、生死に関わる時代に生きている。
- 大志を抱いた義の学者、教育者として、世界に実質的で建設的な変化を起こすことを願う。
- 人生の全ての領域を包含する統一された戦線で共に働き、歴史の頂点に立って、世界の各地に新文化革命の火を燃やそう!