家庭連合の反共活動に蓋 中川晴久牧師が講演―新潟【世界日報】

/https://www.worldtimes.co.jp/japan/20250429-194624/

新潟県域の世界日報の読者でつくる「世日クラブ」時局講演会が26日、約200人を集め新潟市で開かれ、主の羊クリスチャン教会の中川晴久牧師が講演した。その中で中川牧師は「世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)は日本の『タブー』にふたをされている」と指摘。昨秋の兵庫県知事選で事前の予想を覆して形勢逆転させたケースに触れ、「影響力を増すSNSを駆使しながら、事実や真実を明らかにすることは、日本社会の歪(ゆが)みを矯正するためにも必要」と訴えた。

中川牧師は、教団関連団体の国際勝共連合がスパイ防止法制定運動を行うなど、反共活動を通じて安全保障上、日本の国益に供してきたことを評価。日本社会は総じてこの事実にふたをし、逆に政府、司法が中国共産党の目的に一致する結果をもたらしていると警鐘を鳴らした。

安倍晋三元首相の暗殺事件後、中国共産党系の環球時報は、家庭連合を早くからカルト認定し、非合法化した自国の政策を称賛した。東京地裁が文科省による家庭連合の解散命令を決定した際、共産党系列の「中国反邪教協会」が歴史的と評した上で、「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の働きを称(たた)えている。

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