目次
主張と論点の要約
1. 全国弁連の「脱会しても地獄に落ちない」という声明への批判
- 全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は、家庭連合の信者向けに「脱会しても地獄に落ちた人はいない」と声明。
- 小林氏はこれを「霊界を見てきたかのような非科学的な断定」と批判。
- 本来なら「私たちはそう信じています」と言うべき宗教的信念の領域の話だと指摘。
2. 家庭連合の教義:脱会=地獄ではない
- 家庭連合では、脱会者が自動的に地獄に行くとは教えていない。
- 原理講論では「霊人体が自ら神の愛から離れることで地獄に向かう」と説明されている。
3. 霊界の考え方(家庭連合の立場)
- 霊界では心がそのまま体のような存在となり、他者から「心が見える」状態になる。
- 良心の呵責が強い者ほど、清い者たちと同居できず自ら地獄を選ぶ。
4. 科学と霊界の接点(2つの観点)
- 超ひも理論:この宇宙は10次元で構成され、私たちの存在も4次元以外の次元に保存されている可能性がある。
- 量子物理学:ノーベル賞を受賞したロジャー・ペンローズは「心は量子的存在で宇宙に広がっている」とし、死後も意識が残る可能性を示唆。
5. 結論と主張
- 霊界や魂の存在は非科学的とは言い切れず、むしろ科学的アプローチも進みつつある。
- 全国弁連のように断定的に「地獄に行かない」と述べるのは非科学的であり、宗教的無理解だと批判。