自民党が「今」知られたくない統一教会スキャンダル(ゲスト:窪田順生さん)【政経電論TV】

■ 配信の趣旨と構成

  • 村上徳之(村徳)氏とジャーナリスト窪田順生氏によるライブ対談。
  • 主なテーマは「自民党と統一教会(家庭連合)の長年の関係」や「農政、既得権、選挙体質」など。

■ 統一教会の成り立ちと自民党との関係(19:09~)

  • 統一教会は「宗教団体」というよりも「反共思想に基づく政治的団体」として出発。
  • 韓国の反共主義と日本の右派(特に自民党・岸信介ら)が結びついた。
  • 国際勝共連合を通じて自民党と接近し、50年にわたる関係が続く。
  • 選挙支援において「他宗教の10倍働く」と言われ、特に選挙に弱い議員の支えとなっていた。

■ 安倍晋三元首相暗殺以後の「流れ」(22:20~)

  • 山上事件後、一気に「反社会的団体」として断罪される。
  • 岸田政権が「関係断絶・解散命令」を打ち出したのは、政局的判断であり「広島サミット」を控えていたためとの分析。
  • 法解釈の変更により「民法上の違法性」だけで解散請求を行ったのは異例。
  • 過去60年で違法行為認定はたった2件。これで解散できるなら他宗教団体も危ない。

■ 「既得権の塊」としての自民党(18:05~)

  • 自民党はメディア・農協・石会・経団連など「既得権益」と結びついた「帰得権チーム」。
  • 統一教会だけでなく創価学会・総合病院・JAなどとも深く連携。
  • 野党の拙さ(特に国民民主の候補選定など)も批判。センスのなさが致命的と語る。

■ 宗教と政治の「なれ合い」構造(43:16~)

  • アメリカのように「合法的ロビイング」にすべきだという提案。
  • 日本は「人手・票集めでのバーター」が中心で不透明。
  • 統一教会は献金よりも「選挙ボランティア」として貢献。

■ 解散命令の本質的な問題(35:26~)

  • 解散理由が「刑事事件」ではなく、「民事トラブル・元信者の証言」のみ。
  • これは他宗教団体にも波及する恐れがある。
  • 統一教会解散は宗教法人整理の「見せしめ・突破口」になっている。

■ 公明党・創価学会との対比(46:58~)

  • 公明党(創価学会)は「実際に法案を通す力」も持つ300万人規模の組織。
  • 統一教会の影響力とは桁違い。
  • しかし「組織の老朽化」はどちらも進行中。
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