5月26日、浄土真宗の法話配信チャンネル。瓜生 崇氏と松崎智海氏「旧統一教会への解散命令を、私たち僧侶はどう考えらるのか」最初の24分まで。【田村政治チャンネル】
概要(0:00〜24:00)
🔸配信の背景と導入
- 日時:2025年3月31日、20時配信
- 登壇者:瓜生崇氏(元親鸞会→現・浄土真宗大谷派玄照寺住職)、松崎智海氏(同じく僧侶)
- 松崎氏の寺に突然、旧統一教会(家庭連合)の19歳の若者(女性5人+男性1人)が来訪。「仏教を教えてほしい」と訪ねてきたことを契機に本対談が実現。
- 松崎氏はその若者たちに感銘を受けるが、「これもプロパガンダかもしれない」と警戒しつつ、ウリュウ氏に相談。
🔸家庭連合の信仰背景と特色
- 家庭連合は「キリスト教系」だが、既存のキリスト教主流派からは異端と見なされる。
- 韓国のシャーマニズムとキリスト教の融合で成り立っており、独自の救済論(堕落=エヴァが天使ルシファーと不倫関係→その原罪の清算を目的とした祝福結婚)を中心教義とする。
- 特に壮大な歴史観や世界観が、インテリ層・東大京大などの学生にも影響を与えた。
🔸祝福結婚・霊感商法・社会問題
- かつての合同結婚式(例:ソウルでの集団マッチング)は、日本人女性と韓国人男性の組み合わせが多く、社会的な軋轢を生んだ。
- 教団系企業(例:ワコム、トゥルーワールド)や霊感商法が経済活動の源泉となった。
- 2009年の「コンプライアンス宣言」により、外形的には自粛姿勢に転じたが、教団責任を明確にせず「個人が行き過ぎた」とする姿勢。
🔸改革の限界と批判への対応
- 山上事件以後、一部改善(高額献金に確認書を発行、招待隠し勧誘の自粛)も見られたが、
- 教団内部での深い反省や被害者への真摯な謝罪はなく、
- 批判者に対する訴訟(スラップ)など、攻撃的な側面も指摘。
- 教団体質の変化は表面的で、根本的な改革は行われていないというのが瓜生氏の見立て。