【持論時論】『勝共連合かく闘えり』を出版 国際勝共連合会長 渡邊 芳雄氏に聞く 共産主義に未だ勝ち切れず 冷戦後、残された文化闘争【east-6500】


目次

1.出版の背景と狙い

  • 書籍名:『勝共連合かく闘えり』
  • 著者・発行:国際勝共連合会長・渡邊芳雄氏
  • 執筆目的:2022年7月8日の安倍晋三元首相暗殺から3年の節目を機に、約半世紀にわたる「共産主義との闘い」を総括・記録するため。

2.国際勝共連合の結成と歴史

  • 設立経緯:1968年の「北朝鮮ゲリラによる韓国侵攻事件」への反撃として結成。
  • 活動期間:冷戦期から現在に至る約50年、反共愛国運動を展開。
  • 歴代会長:原太郎氏(故人)が「冷戦は終わっても思想としての共産主義は未だ克服できていない」と総括。

3.現代に残る“文化闘争”としての共産主義

  • 「敗北の残響」:物理的な冷戦終結後も、マルクス思想はジェンダーフリー運動やLGBT権利運動、同性婚合法化運動などへ再解釈・展開されている。
  • 戦うフィールドの転換:軍事対峙から「思想・文化の領域」での闘争が激化しているとの認識。

4.今後の課題と政策提言

  1. スパイ防止法の制定
    • 日本国内に潜入・浸透した共産主義勢力を摘発・排除するための必須法案。
    • 日米同盟を「真の同盟」に高める鍵と位置づける。
  2. 憲法改正による防衛力強化
    • 現在の憲法第九条第2項(陸海空軍その他戦力の不保持・交戦権否認)を改正し、フルスペックの集団的自衛権行使を可能にすべき。
    • 日米同盟の進化と、東アジア安全保障の確立に不可欠と主張。

渡邊会長は「冷戦後にこそ共産主義の“思想的伏兵”との闘いが続いている」と強調し、スパイ防止法の成立と憲法改正による防衛力整備を急務としています。

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