目次
1.参加者と自己紹介
- 国際家庭出身の子どもや国際カップル5組が登場。
- アルバニア×日本、フィリピン×日本、アメリカ×日本、コートジボワール×日本など、多彩なバックグラウンド。
- 各自、自国語・日本語・英語などを交えながら簡単なあいさつ。
2.家庭内で使う言語
- 家族同士では「混ざり言葉」(日本語+母語)で会話することが多い。
- 夫婦間は共通語(英語や日本語)を選ぶ例があり、子どもにはそれぞれ別の言語で話しかけるカップルも。
- 一部は中国語や韓国語も学習中。
3.大変だったこと:アイデンティティとコミュニケーション
- 「自分はどこの国の人なのか?」と周囲からの扱いに悩む(日本では「韓国人」、韓国では「日本人」と見られる) → 「世界人でいい」という境地に到達。
- 深い会話や感情表現では母語の壁があり、親との本音のやり取りが難しかったとの反省。
- 文化の“空気を読む”感覚(察してほしい期待)と、欧米流のストレートな表現のギャップに苦労。
4.嬉しかったこと:多文化の楽しさと視野の広がり
- 日々、家庭料理やしきたりの“ミックス”を楽しめる(豚汁×酸っぱいスープなど)。
- 多言語・多文化に触れたことで世界観が大きく広がり、「世界人として生きていける」という自信につながった。
- 異文化理解力が身につき、家族や友人との絆も深まるメリットを実感。
前半は「苦労と葛藤」「言語・文化のズレ」を率直に語りつつ、「多文化だからこその楽しさと得がたい経験」を共有する内容でした。後半ではさらに、具体的なエピソードや家庭連合ならではの側面に迫ります。