目次
■ 対談のテーマ
「なぜ三津間弘彦氏は、家庭連合の解散命令請求に反対し、家庭連合を擁護するのか?」
■ 三津間氏が擁護に転じた背景
- 安倍晋三氏暗殺を契機にした批判の横滑り
- 暗殺直後、安倍総理への批判と家庭連合批判が結びつき、
「教団が悪い→総理も悪い」とする流れが拡大。 - 三津間氏は「安倍氏の名誉問題と教団の問題は分けて考えるべき」と判断。
- 暗殺直後、安倍総理への批判と家庭連合批判が結びつき、
- 教団側の「情報開示姿勢」に信頼
- 田中会長らが会見等で率直にデータ・説明を行う姿勢を確認。
- 一方的な“魔女狩り”的バッシングと感じ、擁護に回る決断をした。
- イデオロギー的にも保守寄りの立場
- 家庭連合は「国を守る保守思想」を掲げ、実務活動もその方向にあると認識。
- 韓国寄りのイデオロギー(「半日活動」)に傾倒した証拠は薄く、
批判の根拠が弱いと判断した。
■ 「擁護者見極め」のリトマス試験紙としての事例
- 体育女子選手の“未成年喫煙”問題
- 五輪代表がタバコ喫煙で辞退した際、多くのコメンテーターが「許容」発言。
- 三津間氏は「代表選手として規範を守るべき」「ダブルスタンダードだ」と指摘。
- 大丸別荘“温泉異常検出”報道のリンチ的扱い
- 「5000倍の濃度検出」というセンセーショナル報道に実被害はなく、
所有者の自死を招いたとしても、擁護する声はほぼ皆無。 - これをもって「擁護できるかどうか」が、真偽を見極める基準になり得ると主張。
- 「5000倍の濃度検出」というセンセーショナル報道に実被害はなく、
■ メディア・有識者のダブルスタンダード批判
- 家庭連合問題で「解散すべき」と言いながら、他の問題(スポーツ・文化・観光施設の事件など)では擁護的態度を取る。
- 「悪いものは悪い」と一貫して言える立場のみが、本物の擁護者になり得ると結論づけている。
■ 次回予告
- 後編では、政界における保守派分断や安倍路線の継承/否定勢力の問題などにも言及予定。
- 三津間氏が感じる「政治と宗教擁護の接点」について、さらに掘り下げます。