/https://www.worldtimes.co.jp/opinion/reporterview/20250808-198406/
要約
- 家庭連合(旧統一教会)信者の棄教を目的に、脱会屋(職業的ディプログラマー)の指導を受けた親族が信者を拉致監禁する事例が多数報告されている。
- 監禁期間が1日でもPTSDを発症する恐れがあり、深刻な人権侵害となり得る。
- 文部科学省が東京地裁に提出した陳述書には、信者を蔵やホテルに監禁した事例が記載されていたが、同省は人権侵害と認識していない様子。
- 現役信者のA子さんは、自分が信仰に導いた女子大生が父親らにホテルで監禁されていたことを後に知り、責任と憤りを感じた。
- 女子大生の両親は脱会屋牧師に子育ての過ちを指摘され、不要な監禁に踏み切った可能性があるとA子さんは推測。
- 家族の不安や誤解があった場合、話し合いや入信時期の調整など、教団側で柔軟な対応ができたのではないかという反省も信者の間で出始めている。
- 一方、脱会屋側は監禁を「保護説得」と正当化し、責任を家族に転嫁する傾向がある。
- 棄教を目的とした自由の剥奪は許されず、脱会屋や賛同者も考えを改めるべきだと結んでいる。