デミアン・ダンクリー米国家庭連合会長の証し/反対者を駆り立てる恐怖心、父親の心境の変化【岩本龍弘 ドラゴン牧師チャンネル】

要約|デミアン・ダンクリー米国家庭連合会長の証し


◆ 生い立ちと家庭の状況

  • デミアン・ダンクリー氏は1973年米国生まれ。父はイギリス人、母はイタリア系アメリカ人。
  • 母が1974年に統一協会に入信。父はカトリック司祭に相談し、否定的情報を聞いて強い恐怖心を抱く。
  • 母は3歳の頃から伝道活動のため家を離れ、デミアン氏は父に育てられる。
  • 祖父母は反統一協会的立場から孫の面倒を見るのを拒否。父が若くして育児を担った。

◆ 父親による「恐怖に基づく反対」と影響

  • 父は統一協会を「邪悪なカルト」と信じ、デミアン氏を遠ざけようと努力。
  • 拉致監禁のような方法ではなく、反対派の証言や物語を聞かせる「リプログラミング」を実施。
  • その結果、デミアン氏は統一協会に対して恐怖心・否定的イメージを抱きながら成長。
  • しかし父の行為の根底には「息子への愛」があり、デミアン氏自身もその意図を理解していた。

◆ 自らの選択と教会復帰

  • 母とは9歳・14歳・21歳の時に短期間再会するのみ。母は手紙を書き続けたが、少年期の彼は破棄していた。
  • 父とは18歳差で兄弟のような関係。深く愛し信頼していた。
  • 23歳(1995年)、父の理解を得たうえでアメリカへ渡り、自らの意思で統一協会に戻る決断。
  • 母は再婚していたが、叔父が客観的に教会の実情を語り、導きの役割を果たした。
  • その後、1997年に日本人女性(ゆみ子氏)と祝福結婚を受ける。

◆ 父親の変化

  • イタリアで夫婦生活を送りながら父と同居。父は支えとなり、次第に心が和らぐ。
  • デミアン氏が「氏族メシア」であると語った際も、父は最終的にそれを認めた。
  • 父はインドで瞑想・断食を経験し、「自分は恐怖心に基づいて統一協会を反対していた」と悟る。
  • 最終的に、息子の歩みと信仰を尊重する立場に変わっていった。

◆ 意義と示唆

  • この証しから、中川氏は「統一協会に反対する人々の多くは恐怖心に駆られて行動している」と指摘。
  • デミアン氏の父も恐怖心から反対していたが、時間と対話、家族の歩みを通じて理解に至った。
  • 信仰生活は「お花畑」ではなく、葛藤や苦難をともに背負う歩みであると結論づけている。

👉 この証言は「反対の根底にある恐怖」「父子の和解」「信仰の選択の自由」の三点に焦点を当てたものです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次