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8月28日 鈴木エイト氏 名誉毀損訴訟 報告会(徳永信一弁護士)要約
- 東京高裁の矛盾
徳永弁護士は、今回の判決が過去の「拉致監禁を認定した東京高裁判決」と食い違う点を指摘。
判決では「引きこもり」と「拉致監禁」を同列に扱い、親族側証言を根拠に「引きこもり状態」と認定。これにより「エイト氏は真実相当性がある」と判断された。 - 批判点
本来、裁判は真実を明らかにする場であるはずだが、今回は「最初に結論ありき」で家庭連合側を敗訴させる形に見えると批判。
「引きこもり」と「監禁」は両立しないにもかかわらず、4年半の審理が曖昧に終わり、司法の役割を失わせる危険性があると警告。 - 司法制度への懸念
このままでは個人の尊厳だけでなく、日本の司法制度そのものの信頼性が揺らぐと強調。
行政や立法は世論や政治に左右されるため、最後に頼れるのは司法であるはず。 - 最高裁への期待
今回の判決は「経験則違反」にあたる可能性があるとして上告する方針を示した。
最高裁こそが「真実を明らかにする最後の砦」であり、逆転を勝ち取らなければならないと結んだ。
👉 全体を通じ、徳永弁護士は「今回の判決は結論ありきで不当」「最高裁での逆転が日本社会の秩序維持にも不可欠」と訴えていました。