要約:「認められれば釈放 ― 韓鶴子総裁が適否審査を請求!」
ポイント(TL;DR)
韓鶴子総裁(家庭連合・旧統一教会)は、自身の逮捕・拘束が適法だったかを争うため、**「適否審査(逮捕適法性審査)」**をソウル中央地裁に請求。
→ 裁判所は48時間以内に本人を審問し、逮捕継続か釈放かを判断する。
→ 弁護側は「証拠が不透明」「高齢かつ健康問題」「逃亡や証拠隠滅の恐れなし」として 釈放の正当性を主張。
1) 適否審査とは何か
- 逮捕が適法か、勾留の必要性があるかを裁判所が審査する制度。
- 請求後48時間以内に審問が行われ、裁判所が釈放と判断すれば逮捕状効力は失われる。
2) 韓鶴子総裁側の主張
- 政治資金法違反・政党法違反とされるが、証拠の裏付けは極めて不透明。
- 例:高級ブランドバッグの贈与疑惑 → 本人は受け取りを否定、物証もなし。
- 総裁は「健康回復後は誠実に調査に応じる」と繰り返し表明してきた。
- 9/17には実際に9時間以上の聴取に応じており、逃亡や証拠隠滅の恐れは薄い。
3) 人権・政治的側面
- 82歳の高齢宗教指導者を「証拠隠滅の恐れ」だけで拘束するのは 非人道的で政治的圧力だと批判。
- 「司法の独立性を守り、証拠と法に基づいて判断すれば釈放されるべき」
- 逆に拘束を正当化すれば「法治国家ではなく権力による弾圧国家」への転落だと警鐘。
4) 今後の焦点
- 適否審査の結果次第で、即時釈放の可能性も。
- 一方で、検察が勾留延長・起訴に進む可能性も残されており、10月中旬までに決着が予想される。