◆ 3行要約(小出に修正)
- このトークショーは、統一教会信者への「拉致監禁・強制棄教」をめぐる ディプログラミング・ネットワーク(脱会屋・弁護士・牧師・家族・メディア)の実態を明らかにするもの。
- 小出医師・後藤代表ら被害者の体験(長期監禁、暴力、PTSD、極限の絶食生活など)を通して、脱会屋宮村氏や弁護士、キリスト教出版社の問題点が浮き彫りになる。
- 「マインドコントロール」論を根拠にした監禁・解散請求、そして“人権弁護士”による宗教敵視思想が、法曹界と世論を歪めていると問題提起される。
◆ 階層的要約(小出に修正)
目次
Ⅰ. 全体構成・目的
- 主催者:後藤代表、出演者:小出医師、加藤氏、中山弁護士、徳永弁護士ほか。
- 再現映像と解説映像の2つの“リアル”を
「ディプログラミング・ネットワーク」(脱会屋・弁護士・元信者・牧師・家族・メディア)
の視点で統合し、拉致監禁の構造的問題を可視化することがテーマ。
Ⅱ. ディプログラミング・ネットワークと脱会屋宮村氏の構造
- 脱会屋の実態:
- 監禁部屋の選定(マンション4階以上)、窓・玄関を施錠、
- 情報遮断・連絡遮断、
- 暴力・実力行使、
- 家族を心理的に掌握し、全体をコントロールする“黒幕的存在”。
- 家族は「マインドコントロールされている」という言説に不安をかき立てられ協力してしまう。
- 弁護士・牧師・キリスト教出版社・メディアも連動し、
監禁を“正当な救済”と誤認させるシステムが成立していた。
Ⅲ. 被害者の具体的体験
1. 小出医師のケース
- 精神科医として患者を多数抱える中で監禁される。
- 患者への指示を録音し病院に送ろうとするが、
家族は最初了承 → 宮村氏の指示で拒否へ。 - 父親は宮村氏から夜ごと強烈なプレッシャーを受け、
ついには
「お前を殺して俺も死ぬ」
と追い詰められる。 - 小出医師自身も、監禁後長期にわたって
風呂・床屋など“閉じた空間”でフラッシュバックが起きるPTSD症状
が続く。
2. 後藤代表(12年5ヶ月監禁)のケース
- マンションで長期監禁。
- 換気口から「助けて」と叫んだ際、後ろから引きずり下ろされて暴力を受ける。
- キッチンの家電が倒れるほど激しい抵抗と暴力。
- その場に現れたのは宮村氏。
- 極限の絶食生活
- 30日間のハンガーストライキ
- さらに約70日間、ほとんど食事を与えられない
- 生ゴミ → 調味料 → 最終的に「炊く前の生米」をかじる
- 「涙が出るほどおいしかった」
3. 女性被害者の実態
- 表には出にくいが、証言では:
- 小銭を靴下・下着に隠す
- トイレで硬貨が落ちる音を聞かれないようにする
- 普段は「普通の一般人」に見えるが、
映像や話で瞬時にフラッシュバックする人が多い。
Ⅳ. 法制度・マインドコントロール論への批判
- 「正当行為」「緊急避難」として監禁を合法化する論が過去に弁護士から提示されたが、
これは刑法解釈として誤り。 - マインドコントロール論は世界的に否定済み
- アメリカ裁判所・学会
- 欧州人権裁判所
→ 日本だけが“時代遅れの理論”を監禁正当化に使い続けている。
- 弁護士会には、宗教を敵視する思想(左翼的人間観)を持つ者が多数派となっており、
監禁や“解散すべき”という発想の背景になっている。 - 小出医師の裁判でも、脱会屋と弁護士の連携により
虚偽の訴訟(給与不払い訴訟)を強いられた経緯
が語られ、弁護士倫理の深刻な問題が浮かび上がる。
Ⅴ. 「黒幕は誰か?」という最終テーマ
- 親だけが悪いのでも、脱会屋だけでも、弁護士だけでもない。
- 脱会屋・弁護士・牧師・出版社・メディア・社会的偏見 が絡み合った構造全体が“黒幕”。
- 後藤代表は最後に、
「まず自分自身が立派になろう」
と述べ、被害の実態を踏まえつつ前向きなメッセージで締めくくる。

