1. 2世信者の決意と「バタフライ」運動
大会は、青年たちによる賛美(合唱)で幕を開けました。
- 2世信者の証言: 両親からの愛を感じて育ち、自らの意志で信仰を選んだ2世信者が登壇。解散命令決定による衝撃や、メディアバッシングの中で「生まれてこなければよかった」と悩む後輩たちの現状を語りました。
- バタフライ運動: 2024年5月から、現役の2世たちが街頭に立ち、自分たちの声を届ける活動(街頭遊説)を開始。全国で440名以上、東海北越地域だけでも130名以上が参加しています。
- 楽曲「バタフライ」: 嵐の中でも信じて飛び続ける蝶に自分たちを重ねたオリジナル曲が披露され、未来への希望を歌いました。
2. 政治・社会情勢への批判(田中会長のスピーチ)
田中富広会長は、解散命令請求に至るプロセスと、その背景にある思想的背景について言及しました。
- 岸田前首相への批判: 「関係断絶」宣言が社会的な排除を加速させたとし、具体的な法的根拠を欠いたまま世論に押されて解釈変更が行われた矛盾を指摘しました。
- 文化共産主義の脅威: 家庭破壊を狙う思想が、人権や多様性という言葉を借りて日本社会に浸透していると警鐘を鳴らしました。また、中国などの反カルト勢力との連携についても触れています。
3. 拉致監禁の実態とメディアの偏向(福田ますみ氏の講演)
ジャーナリストの福田ますみ氏(『ポリコレの正体』『国家の生贄』著者)は、長年放置されてきた信者への人権侵害を厳しく批判しました。
- 拉致監禁・強制改宗: 12年5ヶ月にわたる後藤徹氏の監禁事件など、4300人以上が被害に遭った実態を詳述。これらが「マインドコントロールを解くため」という名目で正当化されてきた異常性を訴えました。
- 全国弁連の正体: 全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の結成背景には、かつての「スパイ防止法」反対運動などの政治的意図があったと指摘しています。
- メディアの責任: 1人の信者と向き合えば「普通の人」だとわかるはずが、メディアが「絶対悪」という虚像を作り上げ、裁判官の心象にも影響を与えていると批判しました。
4. パネルディスカッション:誤解への回答
ディスカッションでは、一般社会で誤解されやすい教義や活動について解説されました。
- 献金の意義: 献金は「すべては神のもの」という信仰に基づき、個人の主体的意志で捧げるものであり、ノルマや商行為ではないと説明。
- 地獄の概念: メディアが報じるような「火あぶりの刑」ではなく、「神の愛から遠く離れた状態」を地獄と定義していると解説。
- 2世による虐待訴訟: 最近提訴された2世信者による損害賠償請求に対し、教団として断固として戦う姿勢を表明。これが認められれば、すべての宗教における家庭内での教育が「虐待」とされかねない危機感を示しました。
5. 宗教の枠を超えた連帯
- 他宗派からの声: 臨済宗の住職、水田新藤氏が登壇。「縁に従い間に赴く」という言葉を引き、今この時に自分ができることを成すこと(一大事)の重要性を説き、連帯を示しました。
大会は、2世信者たちが「自分たちの居場所と信仰の自由を守り、未来へ繋いでいく」という強い決意を共有し、再び「バタフライ」を合唱して閉幕しました。

