第7回 勝共理論塾『唯物史観』~共産主義者は歴史をどう捉えているか~【国際勝共連合】

https://youtu.be/nPEIByWBpWg?si=xjudrqtv0DAEL3eC

目次

📌 3行でわかる

① マルクス主義の根底には一貫した宗教批判があり、宗教を根絶し労働者(プロレタリア)を動員するための理論的武器として「唯物史観」が作られました。

② 歴史を動かす原動力は「生産力」であり、物質的な土台(生産関係)が精神的な上部構造(政治・宗教など)を決定し、暴力革命によって社会が発展すると主張しました。

③ 資本主義が極限まで発達した後に革命が起きるというマルクスの予言は歴史上1カ国も成就しておらず、唯物史観は労働者を動員するための後付けの理屈にすぎなかったと指摘しています。

マルクス主義の根底にある「宗教批判」

  • マルクスの物の見方や考え方の根底には、経済批判や政治批判以上に、一貫した「宗教の批判と根絶」という強い目的がありました。
  • 宗教を排除した理想社会を実現するためには、社会を変革するための「物質的な武器(力)」が必要であり、それをプロレタリアート(労働者階級)に見出しました。
  • プロレタリアートを動員し、彼らを武装させるための理論的体系として作り上げられたのが、唯物史観(歴史的唯物論)や『資本論』でした。

唯物史観の基本構造と「階級闘争」

  • マルクスは、人類の歴史は抑圧する者とされる者による「階級闘争の歴史」であると定義し、国家権力を打倒すべき「悪」と見なしました。
  • 歴史を動かす最大の原動力は「生産力」であり、生産力が大きくなるにつれて富の偏りが生まれ、力のある者が力のない者を支配する階級社会が形成されると説明しました。
  • 社会を「物質」と「精神」に分け、生産関係という「土台(物質)」が、政治や宗教、法律といった「上部構造(精神)」を決定するため、土台を変える「暴力革命」が必要だと説きました。

マルクスが描いた「歴史の発展法則」

  • 歴史は人間の意志とは無関係に、原始共同体から奴隷制、封建制、そして資本主義社会へと、法則性を持って必然的に発展していくと考えました。
  • 資本主義社会の中で生産力が拡大し続けると、やがてその枠組み自体が生産力向上の足枷(桎梏化)となり、矛盾が限界に達して革命が起きると予言しました。
  • 革命により労働者が支配階級となる「社会主義社会(共産党一党独裁)」を経て、最終的には国家も階級もない「共産主義社会」へと到達するというプロセスを描きました。

完全に外れた唯物史観の「予言」

  • 唯物史観は「歴史の法則」として多くの若者を惹きつけましたが、実際にはマルクスの予言通りに社会主義へと移行した国は歴史上ひとつもありません
  • ロシア、中国、北朝鮮、カンボジアなど、現実の社会主義国は、「資本主義が最高度に発達して限界を迎えた」結果として革命が起きたわけではありません
  • 資本主義が未発達の国で革命が起きたという事実は、唯物史観の歴史法則が根本から間違っており、単にプロレタリアを動員するための正当化にすぎなかったことを証明しています。

予言の失敗と「文化共産主義」への移行

  • 予言が外れたことに対し、レーニンは「帝国主義の鎖の弱いところ(ロシア)から革命が連鎖する」と苦しい正当化を行いましたが、先進国に革命は波及しませんでした。
  • 先進国で革命が起きない理由を、資本家による懐柔などで「労働者の階級意識が低すぎるため」と位置づけました。
  • 労働者の階級意識を変えるには、社会の「上部構造(教会、司法、メディア、教育など)」を破壊しなければならないという考えに至り、これが現代の「文化共産主義」へと繋がっています。

元動画を視聴する(国際勝共連合)

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