目次
3行でわかる
(1) 1988年春に仙台駅前で家族や運転手(拉致業者と結託)に待ち伏せされ、中型タクシーへ無理やり押し込められて仙台空港近くの施設(詰所)へ拉致された生々しい被害体験の証言。
(2) 成人女性であるにもかかわらず「統一教会の家庭問題」を大義名分に人権を無視され、裏で指示を出す反対牧師や拉致業者に高額な費用(100万円以上)を搾取された末に放置された親族の葛藤と深い心の傷。
(3) 救出後も教会幹部からの冷淡な対応や拉致のトラウマ、実母からの過酷な言葉により長年重度なPTSD(うつ病)に苦しんだこと、そして人権擁護を謳う反対派弁護士から裁判所で受けた二次被害に対する強い告発。
1988年春・仙台駅前での周到な拉致計画
- 当時27歳で仙台の教会に所属していた証言者は、北海道から赴いた実母と伯母から「教会を見たい、食事をしよう」と誘い出された。
- 警戒しつつも父親に会わせるという甘言に乗せられ仙台駅へ向かったところ、待ち伏せていた弟と父親に両脇を固められ、あらかじめ手配されていたタクシーへ無理やり押し込められた。
- タクシーの運転手は行き先を尋ねても一切答えず、完全に拉致業者と打ち合わせ済みのグルであった。
- 約1時間の監禁状態のドライブを経て、仙台空港近くにある職員が宿直するような詰所(施設)へと連行された。
空港近くの詰所での抵抗と裏に潜む反対牧師の影
- 人目のつく空港周辺で「助けて!殺される!」と必死に叫んだが、父親が周囲に向けて「大丈夫です、家庭内の統一教会の問題ですから」と叫び返し、周囲の人間は関与を恐れて見過ごした。
- 連れ込まれた施設には男性職員が3人おり、成人として自立している旨を主張し「生きてる限りあなたたちを訴えるから名前を教えろ」と詰め寄ると、職員らは気圧された様子を見せた。
- 実行犯である親の背後では、父親がピンチ(公衆電話等)で「どうしたらいいでしょうか」と裏の指示役(反対牧師)へ逐一お伺いの電話を立てており、組織的な拉致監禁の構造が浮き彫りになっていた。
信仰の告白による膠着と、教会側の信じがたい初期対応
- 証言者が両親に対し「どんなに体を拘束しても、私の魂だけは誰も拘束できない」と毅然と言い放ったところ、独自の信仰心を持っていた父親の態度が軟化した。
- 詰所の職員から黒電話を借りる許可を得て即座に仙台教会へ救求の電話を入れたが、最初に電話に出た上司(Kという人物)から「1人で帰ってこい」と冷酷に突き放され、計3回もガチャ切りされるという致命的な裏切りを経験した。
- 絶望の中、4回目に別の教会長が電話に出たことでようやく事態が好転し、迎えの車によってその日のうちに救出され、何日間も監禁される最悪の事態だけは免れた。
実家との断絶、母の壮絶な一言が生んだ重度なPTSD
- 拉致の恐怖と教会幹部(K)からの仕打ちにより、救出後も仙台教会で引きこもり状態となり、Kから顔に水をかけられて嘲笑されるなどの嫌がらせを受け、人間不信という深いトラウマを植え付けられた。
- その後、合同結婚式を経て韓国へ宣教に赴いたことで「日本にいればまた拉致される」という恐怖からは物理的に解放された。
- しかし数年後、東京で第一子を妊娠した際に家族関係の修復を願って北海道の実母へ連絡したところ、「その子供を下ろせ(堕胎しろ)」と激しい言葉をぶつけられ、自身の存在や命そのものを全否定されたショックから自活不能なほどのうつ病(PTSD)を発症し、約8年間の精神科通院を余儀なくされた。
脱会屋の搾取構造と、年月を経て判明した親の被害
- 実の両親は本来、引き揚げ者であり共産主義を激しく嫌悪する思想の持ち主だったが、反対牧師や左翼系活動家に不安を煽られ、マインドコントロールされて犯行に及んでいた。
- 後年、両親の介護のために北海道へ戻り、弟へ当時の牧師の名を尋ねた際、「牧師に迷惑がかかるから教えられない」と拒絶された。
- 両親は脱会成功の見返り・対策費用として「100万円以上の大金」を脱会屋に支払っていたが、拉致が失敗した後は何の精神的ケアもされず完全に放り出されていたことが判明し、親自身もまた搾取された被害者であったと理解した。
人権擁護弁護士による二次被害と被害者へのメッセージ
- 2023年5月、教団と反対派弁護士(紀藤弁護士)の裁判を傍聴した際、法廷から出てきた弁護士に対し直接「拉致監禁は犯罪ですよね」と問いかけた。
- 弁護士からは「拉致監禁ではなく保護説得であり、争点だ」とかわされ、さらに「あなたはマインドコントロールされているから何も分からないんだ」と公衆の前で人格を否定される二次被害を受けた。
- 証言者は「数時間の拉致であっても重大な人権侵害であり信教の自由を侵す違法犯罪である」と強調し、現在は被害者の会も法人化されているため、孤立している2世や休眠信者も含め、恐れることなく声を上げて日本の共産化の脅威と戦うべきだと強く訴えている。
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