3行要約
水田住職は、もともとテレビ報道を通じて家庭連合に否定的な印象を持っていたが、実際に信者と会って話す中で見方が変わった。
その後、シンポジウムや関係者との交流を通じて、解散命令問題は家庭連合だけでなく日本の宗教法人全体に関わる問題だと認識した。
現在は、家庭連合の教義を広めるためではなく、信教の自由と宗教の自立を守る立場から関わりつつ、仏教者として法話も行っている。
階層的要約
目次
1. 対談の導入
- ベアチャンネルの「この人に聞く」企画の前編。
- ゲストは水田住職。
- 司会者と水田住職は1980年生まれの同級生で、冒頭は当時のアニメや漫画の話で盛り上がる。
2. 家庭連合との最初の接点
2-1. 出会いの時期
- 約1年半前の夏、静岡県沼津市の金剛寺に家庭連合沼津教会の女性信者2人が訪問。
2-2. 当初の印象
- 水田住職は当初、テレビ報道をそのまま受け止め、
「解散命令が出ても仕方ないのではないか」程度に考えていた。
2-3. 実際に会って感じたこと
- 玄関先で1時間半から2時間ほど話を聞いた。
- そこで「普通の方なんだ」という印象を持ち、
オールドメディア経由の一面的なイメージが崩れ始めた。
3. 関係が深まったきっかけ
3-1. しばらくは緩やかな接点
- その後しばらくは、教会のイベント案内やチラシを受け取る程度。
- 寺の法事などがあり、教会イベントにはなかなか参加できなかった。
3-2. 沼津でのシンポジウム参加
- 約1年前、沼津で開かれた家庭連合関係のシンポジウムに招かれ参加。
- 中川牧師らの話を聞き、報道で知っていた内容と大きく違うことに衝撃を受けた。
4. 問題意識の変化
4-1. 家庭連合だけの問題ではないという認識
- この解散命令問題は家庭連合一教団だけの問題ではなく、
全国の宗教法人すべてに関わると認識した。
4-2. 将来への危機感
- この理屈が認められれば、政府の判断次第で宗教法人全体が不安定化する。
- さらに次の段階として宗教法人課税などにもつながりうるのではないか、と危惧している。
5. 関わりが広がった経緯
5-1. 「変な住職」として注目される
- 懇親会で強い問題意識を語ったことで、
関係者から「変な住職がいる」と注目されるようになった。
5-2. 各方面との交流
- 世界日報などの取材やインタビューが入り、
さまざまな人から追加情報を得て理解を深めていった。
5-3. 記者会見への参加
- 2024年8月6日、「公正公平な裁判を求める有識者の会」の記者会見に仏教者として参加。
- NHK、日本テレビ、共同通信、産経新聞なども来ていたが、結果的に大きくは報じられなかった。
- しかしこの経験を通じて、水田住職自身の覚悟はさらに固まった。
6. なぜ批判を恐れないのか
6-1. 行動原理
- 水田住職は、自分の行動原理を
「真理に基づくこと、真理に近づくこと」と説明する。
6-2. 仏教者としての善悪判断
- 世間や檀家がどう思うかではなく、
真理に基づくなら善、そうでなければ悪という考え方を取っている。
6-3. 地動説のたとえ
- かつて地動説が多数派に否定されたように、
多数の反対があっても真理は真理だという例を挙げる。
6-4. 家庭連合問題への適用
- 家庭連合への解散命令が確定すれば、
宗教法人一般に対する国家権力の介入が強まる。 - これは憲法上の信教の自由に反すると考えている。
- だからこそ、発言しない方がむしろ仏教者として問題だと考えている。
7. 水田住職が実際にしていること
7-1. 家庭連合の教義を広めているわけではない
- 自分は家庭連合の教えを宣伝しているのではない、と明言。
7-2. 仏教の法話をしている
- 家庭連合のイベントや教会で話す時も、
憲法や宗教法人の問題だけでなく仏教の法話をしている。
7-3. 冗談交じりの表現
- むしろ家庭連合の信者に仏教を伝えている、
ある意味では「檀家を増やしに行っている」と冗談めかして語る。
7-4. 自分の立場の明確化
- 家庭連合に取り込まれているのではなく、
仏教者として独立した立場を保ったまま関わっていると強調している。
8. 前編の結論
- 水田住職は、家庭連合と最初に接したことで先入観が崩れた。
- さらに学ぶ中で、問題の本質は家庭連合そのものよりも、
宗教の自由と宗教法人全体の将来にあると考えるようになった。 - そのため現在は、仏教者としての信念に基づき、
家庭連合と共闘しつつも、自分自身は仏教の立場から発言と法話を続けている。

