■ 要約(時系列順)
- (00:00〜)
中島さんは、自宅にいても安心できない不安定な精神状態にあると語る。
監禁された当時、自分がそうなるとは夢にも思わなかったとし、予測不可能なことが起きることへの恐怖から外出恐怖症になったという。 - (00:30〜)
予定の時間に間に合わなかったり、家を出ようとすると動悸やパニック発作、全身の震えに襲われる。
医師からは「**OD(過剰服薬)**ではないか」と心配されるほど、頓服を飲まないと電車にも乗れなかった。 - (01:06〜)
外出は週1回が限界。近所の買い物でも一日がかりで心を落ち着ける準備が必要。 - (01:20〜)
監禁から30年経過した現在も症状は続いており、心の傷が癒えていない。
「子どもがいるから生きている」としながらも、「毎日死にたいと思わない日はない」と深刻な心境を語る。 - (01:40〜)
日々、無力感と虚無感にさいなまれながら生きており、「なぜ自分は生きているのか」「なぜ毎日苦しまなければならないのか」と考え続ける状態だという。
この証言は、旧統一教会信者であった中島さんが受けた拉致・監禁による深刻なトラウマと後遺症を社会に訴えるものであり、宗教の自由と人権問題として重く受け止める必要がある証言です。