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【要点】
- 利害関係参加の申し出
- 7月10日、信者8人が東京高裁に非訟事件の「利害関係参加」を申請
- 直接影響を受ける当事者として、非公開審理の公開性・透明性を担保したい狙い
- 申請者の背景
- 2世・3世信者で構成される任意団体「信者の人権を守る二世の会」所属
- 職員、社会人、学生など立場は多様
- 署名運動は全国で3万5550筆超を獲得
- 申請の理由と主張
- 信仰の場を失うことによる精神的・社会的影響
- 教団職員の解雇・収入減など経済的損失の懸念
- 憲法82条が定める「公開裁判」の原則に反する非公開審理への異議
- 証拠に捏造疑惑が報道されたことへの不信感
- 具体的な被害事例
- 職員の男性信者:転職活動で「教団関係を理由に紹介を断られた」
- 女性信者:保育園入園手続きで、同居家族が教団職員というだけで差別・拒否を恐れた
- 裁判の現状と今後の見通し
- 3月に東京地裁が解散命令を決定 → 教団が即時抗告 → 東京高裁で審理中
- 高裁で解散命令が維持されれば、管財人による教会財産の管理・処分が開始
- 申し出却下時も最高裁への抗告が可能
- 「密室状態」の審理に対し、資料閲覧や証人申立てなどで公開性を確保したい意向