7月26日、今月9日、岩本龍弘ドラゴン牧師に会ってきました。日本ホーリネス教会は家庭連合(旧統一教会)を潰そうとしてきたのか?その歴史的背景を尋ねました。荻窪栄光教会、森山聡牧師。【田村政治チャンネル】
- 訪問の経緯:YouTuberが7月26日に千葉での演説の翌日、日本ホーリネス教会・岩本龍弘牧師を訪ねて歴史的背景を取材
- 日本ホーリネス教会のルーツ:戦前から「純粋主義」「霊的清浄」を掲げる流れとして形成。初代の森山聡牧師は、日本キリスト教団総会議長経験者・辻信道牧師らとともに、信仰説得(脱会説得)活動にも深く関与
- 統一教会(家庭連合)との関わり:
- 70~80年代「統一協会信者の説得・脱会強要」マニュアルに、ホーリネスのリーダーらが推薦文を寄せるなど、初期から強い対抗姿勢
- 一方でキリスト新聞やNCC(日本クリスチャン・エキュメニカル会議)といったエキュメニカル運動の中では、統一教会を「一クリスチャン派閥」として対話の可能性を模索した痕跡も
- 迫害と戦いのアイデンティティ:
- 多くのホーリネス指導者が戦中・戦後に国家や左翼からの弾圧を経験。自らを「戦いの世代」と位置づけ、戦後も「共産主義」「新左翼」との対決姿勢を継承
- 天皇制や神社崇拝に対して批判的・攻撃的な言説を展開した牧師もおり、「弾圧された痛み」より「戦いに敗れた悔しさ」が動機となっている側面も
- まとめ:日本ホーリネス教会は「聖性の回復」を掲げつつ、戦前から戦後にかけての弾圧体験と「反共思想」を礎に、統一教会(家庭連合)に対する脱会説得運動を続けてきた。その活動は、教派間のエキュメニカル対話と対抗運動が交錯する複雑な歴史を持つ。