「天安門事件から36年~日米同盟の危機」街頭演説(2025年6月4日、中野駅)の要点
- 天安門事件と「核心的利益」の重み
1989年6月4日の天安門弾圧を振り返り、中国共産党が「核心的利益」(一党独裁維持・台湾奪還)を守るために武力行使を排除しない立場を明確化したことの重大性を強調。 - 米中衝突は不可避、日米同盟の鍵
中国は2049年までに米国を凌駕する「社会主義現代化強国」を目指し、台湾奪回を2027年の節目に計画。台湾有事は日本有事であり、尖閣諸島を先に攻撃して日米関係を離反させる戦略を指摘。 - 日本の自主防衛と精神の必要性
日米安全保障条約の機能を維持するには、日本自身が尖閣を「血を流してでも守る」という明確な姿勢を示すことが不可欠。でなければアメリカは動けず、同盟は崩壊し国家存続が危機に瀕する。 - スパイ防止法制定の緊急性
現行法ではスパイ行為自体を取り締まれず、中国の諜報・工作活動に対抗できない。スパイ防止法と通信傍受の強化を通じて機密漏洩を未然に防ぎ、日本の安全保障を確立すべきと訴え。