【メディアの悪魔化と裁判官の忖度】旧統一教会裁判の裏側まとめ
目次
話者
- 福田正氏(映画「でっちあげ」の原作者、ジャーナリスト)
主なポイント
1. 「でっちあげ事件」と家庭連合裁判の類似
- 2003年の冤罪事件(教師が無実なのに保護者の虚偽証言で追い詰められた)を取材した経験から、
家庭連合への訴訟構造に共通点を見出す。 - メディア・教育委員会・弁護士が一方向に偏り、事実が無視される図式。
2. メディアの罪と「悪魔化」
- メディアは「学校=権力」「教師=加害者」という古い図式を固定的に当てはめて報道してきた。
- 家庭連合に関しても、最初から悪と決めつけるナラティブ(物語構造)が存在。
- 結果的に事実関係を見ず、社会的に悪魔化された。
3. 日本の司法の問題
- 本来は「立証責任は原告側」にあるはずが、家庭連合を訴えた裁判では証拠不十分でも原告勝訴になる例が多発。
- 家庭連合が有力な証拠を提出しても無視されるケースも。
- 「証拠を採用したら家庭連合が勝ってしまう、メディアに叩かれる」と裁判官が漏らした事例も紹介。
- 有利に見えた裁判官が突然交代するなど、不自然な人事異動が繰り返されている。
- 結果、裁判所もポピュリズムに流され、人民裁判のような状況になっていると批判。
4. 解散命令裁判の異常性
- 「前代未聞の判決。司法が独立していない」と指摘。
- 全国弁連やメディアが世論を形成 → それが裁判官にまで伝染している。
- 韓国の「国民情緒法」と同じく、日本でも情緒や世論が裁判を動かしていると警告。
5. 今後の取り組み
- 著書(515ページ超)の刊行準備中。
- 長大だが、家庭連合裁判の実態や「でっちあげ」構造を詳細に記録する予定。
まとめ
福田ますみ氏は、旧統一教会(家庭連合)をめぐる裁判が
- メディアの偏向報道
- 司法の忖度・独立性欠如
- 世論に迎合するポピュリズム裁判
によって歪められていると強く批判。
「これは民主主義や三権分立が機能していない証拠だ」とし、記録・告発を続ける姿勢を示しました。