この動画は、「いま日本でほとんど報道されていない“李在明(イ・ジェミョン)政権の闇っぽい動き”」を整理して話している回です
目次
1. 動画の主眼
- 表のテーマは「韓国でいま何が起きているか」だけど、
- 実質のテーマは 「李在明政権が自分の裁判リスクを消すために、メディア・司法・宗教・言論をコントロールしようとしている」という見立て です。
- そして、その周辺で「この人の事件に関わった人が5人も自殺しているのはおかしい」と指摘している。
2. メディア・言論への締めつけ
- 放送三法を通した
- KBS・MBC・EBS(教育放送)など公共放送の 理事を増やして与党寄りにできるようにする 仕組みが通ってしまった。
- これで「報道局長を入れ替えればニュースのトーンを変えられる」体制になると言っている。
- 韓国では「政権が代わるとアナウンサーも変わる」という現象がある、という話も紹介。
- YouTuber 規制も視野に入れている
- 李在明批判をしているYouTuberが多いので、これを取り締まる方向の法律・運用を検討している。
- カカオトークの検閲案
- 日本でいうLINEにあたる「カカオトーク」を監視・検閲できるようにする案も出た。
- 反発が大きくていったん保留だが、「やろうと思えばやる」姿勢は見えた という説明。
→ 動画ではこれを、
「言論・報道・SNSを少しずつ“政府が気に入る方向”に寄せる仕組み」
として捉えています。
3. 逮捕された「国会の放送通信委員長」の話
- 国会の**放送通信委員会の委員長だった女性議員(イ○さん)**が逮捕 → すぐ釈放された、という事案を紹介。
- 彼女は釈放後にYouTubeで 「彼ら(李在明側)は想像しうるすべてをやる集団だ」
「多数派の独裁に流れれば民主主義ではなく最悪の政治になる」
と批判したところ、今度は**「公務員の政治的中立違反」で警察が呼び出した**。 - 話し手は「これは別件逮捕に近く、本当に隠したかったのは“大統領室の第一付属官(女性)のスキャンダル”の方だ、という見方が韓国で広まっている」と説明。
→ 要は “見られたくない話題を隠すために、わざと強めの逮捕をぶつけた” という構図にしている。
4. いちばん怖いところ:側近・関係者の「自殺」連続
- 李在明が抱える事件・裁判に「近かった」人が**5人連続で自殺した(2021〜22年頃)**と紹介。
- 話し手は、「これは元検察幹部が言っていた話だ」としつつ、 “証言で不利なことを言ったら家族を守れないぞ”
“命はないぞ”
という類の脅しがあったと考えないと説明がつかないと話している。 - つまりここは「本当に全部が自殺か?」という疑義を残す語り方。
5. なぜここまでやるのか?=“永久政権化”と“自分の裁判潰し”
- 李在明には5件前後の裁判・事件が残っている。
大統領をやっているあいだは止まっているが、退任したら再開する見通し。 - だから 退任後に裁かれないように、司法を自分側に寄せたい。
ついでに言論・宗教・メディアも統制しておけば、自分に不利な空気を弱められる。 - これは「左派政権の“永久政権化”の動き」とセットで見た方がいい、としている。
6. 李在明という人物像の説明(動画後半)
- 幼少期はかなり貧しく、父親が博打で家計を壊し逃亡した、という境遇だったと紹介。
- 工場で働いたときに上司の暴力でケガ、聴覚障害が残った → 兵役免除。
- こうした**「恨(ハン)」の蓄積**に加えて、
1980年の光州事件が決定的で、反権力・民主化運動の方向が固まったと説明。 - なので、
- 社会に対する根深い反感
- 自分をここまで上げてきた運動史への忠誠
があって、手段が荒くなりやすい、という性格説明になっている。
7. 要点
- 「放送三法」でKBS・MBC・EBSの人事に政権が介入可能にした
- YouTuber・カカオトークへの規制を検討 → 反対で一時保留
- 国会委員長の逮捕は“別の女性スキャンダル隠し”のためという見方がある
- 李在明の裁判に関係した人が5人自殺 → 恐怖・口封じの疑いが残る
- 最終目的は“自分の裁判リスクの消去”と“左派の長期支配”
- 背景には光州事件と貧困少年期という“恨”の物語がある

