【3行要約】
・教会の解散・清算手続きに伴い、スタッフは**契約解除や私物の返却といった「復興しない業務」**に追われ、精神的な葛藤や喪失感を抱えています。
・礼拝は教会という場所から離れ、家庭や地域単位での集まり、オンライン配信、公共施設の利用など、状況に合わせた新しい形で継続されています。
・信仰の自由はあっても**「信徒同士の繋がり」というコミュニティが絶たれた痛手**を実感しつつ、過去を受け止め、新しい形での繋がりを模索し前を向こうとしています。
【階層的要約】
清算業務の開始と精神的な葛藤
・弁護士(清算人)立ち会いのもと、雑誌や光熱費など不要な契約を解約していく清算業務が具体的にスタートした。
・清算人の方々は丁寧に対応してくれるものの、仕事自体が**「復興しない業務」であるため、ひたすら作業を続けることに苦しさ**を感じている。
・人生の一部でありやりがいでもあった場所が奪われたことで、すぐに前向きな気持ちになれず葛藤した期間があった。
教会員の私物返却に伴う実務的な苦労
・教会施設内に置かれたままになっている教会員の私物をリストアップし、返却していくための作業を進めている。
・残された私物の中には、電子ピアノや卓球台などの大型・高価な物品も含まれており、個別の対応が求められている。
・ETCカードなどの貴重品も忘れられており、単に返すだけでなく事前の確認や返却時の立ち会いが必須となり手間がかかっている。
教会という場所が使えなくなった喪失感
・今まで通り備品などがそのまま残されているにも関わらず、誰もいない教会の様子を見るのは非常に切なく、辛い。
・現在は総務や会計など特定のスタッフしか出入りが許されておらず、以前のような活気ある日常が失われている。
・そのような孤独な業務環境の中で、教会に立ち寄った際に**「祈祷室」へ行けることだけが、精神的な唯一の救い**となっている。
礼拝の維持と新しいスタイルへの移行
・教会に集まることができないため、近隣の信徒同士で集まる**「家庭礼拝」や「地域礼拝」が現在の主な礼拝のベース**となっている。
・新しい会長の挨拶やメッセージをYouTubeの動画で配信したり、公共施設を借りたりして、信仰を保つ工夫をしている。
・オンラインや野外での集まりも実施しているが、公共の場で宗教活動を行うことには細心の注意を払いながらの活動となっている。
コミュニティの重要性の再確認と今後の決意
・個人の信仰自体は奪われていなくても、それを肉付けし育むための**「人との関係性」や「集う場所」が制限されたことのダメージ**は計り知れない。
・1週間の活力を御言葉から得ていた信徒にとって、神や仲間と出会う教会の存在がいかに特別で不可欠であったかを痛感している。
・国の主張や過去の反省をしっかりと受け止めつつ、新しい形でも同士との繋がりを保ち、次に向かって変わっていこうと前を向いている。

