【3行要約】
・家庭連合の全職員に対し、清算手続きに伴う5月20日付の解雇通知が正式に届き、職員の間に生活への切実な不安が広がっている。
・規定されていたはずの割増退職金や早期退職者への上乗せが一切支給されないことに対し、長年の労に報いない冷酷な対応だと不満が噴出している。
・裁判所は後継団体による雇用を楽観視していたが、実際には新団体の情報は全くなく、若手職員を中心に将来への困惑が深まっている。
【階層的要約】
解雇通知の到達と直面する現実
・家庭連合の職員宛てに、宗教活動の終了と清算業務への移行を理由とした**5月20日付の解雇通知(公文)**が届いた。
・予想されていた事態とはいえ、実際に通知を受け取ったことで、給与が途絶えるという生活基盤喪失の現実味を強く帯びている。
・職員たちは家族からも急かされるように、まずはハローワークへ行き失業手当の手続きを急がなければならないリアルな状況にある。
退職金カットに対する不満と落胆
・通知には、基本退職金のみを支給し、規定として存在した**割増退職金は支給しない(検討中を含む事実上の不支給)**方針が明記されていた。
・割増規定が解散申し立て後に作られたことが理由とみられるが、元々の給与や退職金の水準が一般社会より低いため、職員の落胆は大きい。
・20年以上勤め上げた職員に対しても、常識的な金額にも満たない退職金しか支払われないことへの強い疑問が呈されている。
清算業務と一部職員の残留
・全職員が解雇されるわけではなく、退職金計算や最後の給与支払いなどを行う会計や総務の一部職員は当面の間残留する。
・これらの業務は団体をたたむ上で実務的に不可欠な清算業務であるため、必然的に残らざるを得ない状況である。
・一方で、礼拝などの宗教行為を主導していた役員や教会長などは、清算業務の目的に合致しないため今回の対象として解雇される。
早期退職者や特定職員への冷酷な対応
・世代交代などのために、解散命令とは無関係に3月10日までに早期退職した人々に対しても、約束されていた割増退職金が支払われない。
・再就職が困難と予想される韓国籍の職員に対する特別措置(給料3ヶ月分の上乗せ)も、必要性を検討するという理由で支給されない方向である。
・個別の事情やこれまでの団体への貢献に対する配慮が全く感じられず、無理やり消されたような理不尽さを感じさせている。
後継団体が見えない中での将来への不安
・解雇後の受け皿となるはずの新団体や後継団体に関する情報が一切降りてこず、次のステップが全く見通せない状況に陥っている。
・「次世代構想」として教団を担うはずだった若い職員たちは、本当に自分たちが引き継げるのか強い不安と動揺を抱えている。
・職員同士のLINEグループでも「ついに来たが情報が全くない」「ただ待つしかないのか」とリアルな困惑が共有されている。
裁判所の見解と現実との深刻な乖離
・高裁の決定には「解雇されても後継団体に雇われるか、生活保護を受けうる」と、事態の深刻さを楽観視するニュアンスが含まれていた。
・しかし、現実は後継団体の保証など全くなく、「雇われるから大丈夫」というのは現実離れした無理のある見解であると当事者は感じている。
・このリアルで過酷な現状を最高裁に届けるとともに、世間に対しても紛れもない事実として強く訴えかけていきたいと結んでいる。

