▶ https://youtu.be/rQvYULzTTSA
目次
3行でわかる
① 悪意ある「偽のナラティブ(物語)」は事実よりも訴える力が強く、これに対抗するには客観的な事実やデータを連携して迅速に発信していくことが重要である。
② ナラティブの根底にある人々の不満や社会問題を解決する努力を怠ると、偽情報と共鳴してさらなる悪影響を生み出してしまう。
③ 情報発信の際は押し付けがましく反論するのではなく、判断の参考になるデータを提供し、最終判断を受け手に委ねる姿勢が求められる。
情報空間における「偽のナラティブ」の脅威
- 読売新聞のコラム(高森正和氏の寄稿)を引用し、情報空間の認知戦と「偽の物語(ナラティブ)」への対抗策について解説している。
- 審議を見るだけではリスクは測れず、その奥にある発信者が広めたいナラティブ(意図や物語)を見抜くことが必要である。
- ナラティブには発信者の強いメッセージ性が込められており、単なる事実以上に人々の心を動かし、行動を左右する影響力を持っている。
偽情報における「3つの偽り」と最大の脅威
- 偽情報には「情報自体の偽り」「拡散方法の偽り」「文脈の偽り」の3つが存在する。
- 画像生成AIなどによる「情報自体の偽り」よりも、事実と嘘が入り混じった「文脈(ナラティブ)の偽り」が一番の脅威である。
- 受け手は事実と嘘が混在していると正確な判断ができず、知らず知らずのうちに悪意あるストーリーに組み込まれてしまう危険性がある。
偽ナラティブに対抗するための具体的なアプローチ
- 悪意あるナラティブによる認知戦に対抗するには、単なるファクトチェックだけでは不十分である。
- ナラティブに関する客観的な事実や数値化できるデータを関係者が連携して集め、正しい情報として国内外に発信していくことが必須となる。
- 処理水問題での日本政府の対応のように、地道にデータを示して粘り強く説明し続けるエネルギーが求められる。
根本的な課題解決の重要性
- 正しい情報を発信するだけでなく、ナラティブを生み出す根底にある課題(生活の不満や社会問題など)を解決する努力が強く求められる。
- 人々の底辺にある不平や不信感が放置されたままだと、解決されない不満が偽のナラティブと共鳴現象を起こし、より深く心が引っ張られてしまう。
- 家庭連合においても、信者同士のコミュニケーションや不信感にしっかり向き合い、より良き解決を目指す姿勢が重要である。
標的となった場合の「先手必勝」の対応
- ナラティブのリスクを過小評価し、黙ってやり過ごそうとすると、かえって炎上やレッテル貼りが固定化してしまう。
- 標的になった場合は、できるだけ早く主張の骨子を作り、世間に示す「先手必勝」の対応が何より大切である。
- 対応が後手に回ると単なる言い訳に聞こえてしまうため、小さな訂正も厭わない地道な姿勢を継続していく必要がある。
受け手に判断を委ねる情報発信の姿勢
- 望ましいのは、情報の中から選択できる環境を作り、判断の参考になるデータを提供して「どう考えるか」は個人に委ねることである。
- 「あいつらが間違っている」と感情的・押し付けがましく反論するのではなく、歴史に真実を残すための冷静な情報開示が必要となる。
- 番組(NoFilter)としても被害者意識に偏らず、視聴者がより良い選択ができるよう、見やすく受け取りやすい形に情報を加工して提供する努力を続けていく。
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