https://www.youtube.com/watch?v=uBJOIUX9ZPY
目次
■ 3行でわかる
① 文芸評論家の小川榮太郎氏は小林秀雄の骨董論「美は信用である」を引き、信じる人には50億円の価値でも信じない人には100円になるのが芸術と信仰であり、献金を「霊感商法」と叩くのは拝金主義者の下品な言い分だと断じた。
② 献金は信仰の自由と財産処分の自由という自由社会の根幹に属し、親の財産に子どもや他人が口を出すのは全体主義だとして、解散命令は誰のためだったのかを粘り強く問い続けるべきだと語った。
③ 二世の会は2022年末から小川氏の助言で他宗教の若い世代との対話を重ねており、教義の違いを超えて組織論や経営論まで語り合える宗教間対話に、逆境の中から希望を見いだしている。
動画の概要
信者の人権を守る二世の会の対談シリーズ「激論」第3回。文芸評論家の小川榮太郎氏と二世の会のメンバーが、非信者の視点から「献金」の意味を語り合い、解散命令の問題点、教団バッシングの背景、そして他宗教との対話の展望について議論しています。
主なポイント
1. 宗教の値段は「信用」で決まる
- 仏教でも信徒向けの仏具は一般向けより高く、著名な僧侶の書がいくらで売られるかが問題になる世界であり、同様の話はどこにでもある
- 鑑定番組で、高額で買い集めた骨董が数百円と鑑定されても、持ち主は訴えたりせず大事に持ち帰る
- 小林秀雄は良寛の書を偽物と見抜いて斬り捨てた逸話を通じて「美は信用である」と書いた。ゴッホの絵も皆が認めるから50億円になる
- 宗教の献金も同じで、信じる人には50億円もただ同然、信じない人には100円のお賽銭も惜しい
- 苦労して家族で涙ながらに献金したことは立派な生き方であり、信者はもっと誇りを持つべきだと小川氏は語った
2. 献金は信仰の自由と財産処分の自由
- 理解できるかどうかではなく「人のことに構うな」が本質。理解できない人は自分のお金を別のことに使えばいい
- 親が稼いだ財産は親のものであり、子どもに残すより献金したいと考えたならそれは親の自由。子どもであっても口を出す権利はない
- 自由社会の自由の根本は財産の処分権であり、それに他人が口を出すのは全体主義。信者は信仰の自由と財産処分の自由の両方を否定されている
- これは信仰の中身の問題ではなく、この社会の根幹に関わる問題として戦わなければならない
3. 解散命令は誰のためだったのか
- 「被害者がいる」として解散命令が出されたが、実際には被害者がなかなか出てこない
- 財産は約700億円とされるが、被害額が100億円程度なら大きく余る。教会がなくなったことに信者は大きなショックを受けている
- 法人が解散しても余った財産はまず規則で定めた帰属先に移る仕組みで、合理性に欠ける
- モルモン教も過去に解散を経験したが、今では米国の州の一つを構成するほどになった。誰も脱会せず、二世が元気なことが希望
4. 教団バッシングの背景
- 小川氏は、鈴木エイト氏、全国弁連、テレビメディアは左翼と中国共産党のネットワークの仕業だと指摘
- 教団を最初から「悪」と決めつけ、付き合った安倍元首相と自民党をおとしめる構図を先行逃げ切りで作った
- 安倍元首相をヒーローにさせず、暗殺そのものから目をそらす狙いもあったと分析
- 新宗教で教祖が韓国人であることから、日本の保守層が味方にならないまま流されてしまった
5. 若い世代による宗教間対話の展望
- 2022年末に小川氏から最初にもらった助言が「他宗教の人たちに会いに行け」だった
- 若い世代は縄張り意識が薄く、教義の違いを認めつつ共通点を見つけようとするため意外と分かり合える
- 30年前の桜田淳子さん合同結婚式報道に続き、30年ごとにバッシングが起きている。次に備えて他宗教からメディア対応や組織論を学んでいる
- 政治・経営・組織論・宗教まで幅広く語り合える対話は、宗教を持たない人が加わっても成り立つ
- 小川氏は、量子論以降ニュートン的世界観は終わったのに科学者の頭はそのままだとし、人間の意識はビッグバンの内側にあり、それを直感的に洞察するのが宗教だと語った
まとめ・結論
献金を「霊感商法」と叩く風潮は、芸術や信仰の価値をお金でしか測れない拝金主義の発想であり、信仰の自由と財産処分の自由という自由社会の根幹を否定するものだと小川氏は強調します。解散命令の意味を粘り強く問い続けると同時に、二世たちが他宗教の若い世代と対話を広げていることが、この逆境を長い目で見て良い結果に変えていく希望だと締めくくられています。
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