▶ YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=NrkoMMhct90
■ 3行でわかる
① フランス上院は10月28日、暴動の参加者に損害賠償責任を負わせる法案を229票の賛成で可決した。壊していなくても暴力集団に加わっただけで最大1万ユーロ(約180万円)を課し、払えなければ社会保障給付から回収できる内容だ。
② 中川晴久牧師は、自由・平等・友愛を掲げたフランス革命が恐怖政治と聖職者の弾圧を生んだと指摘した。紀藤弁護士らが手本にする反セクト政策も、フランス自身が2005年に、団体名を挙げるブラックリスト方式を見直したと紹介した。
③ 暴動や活動家、拉致監禁を野放しにすれば、加害側が力を得て広がると警告した。紀藤氏が世界の被害者を言うなら、日本の拉致監禁被害こそ世界に伝えるべきだと訴えた。
動画の概要
日本自由の会代表の中川晴久牧師が、フランス上院で可決された「暴動参加者への厳罰法案」を入り口に、フランス革命の負の遺産を語る動画です。後半では、フランスの反セクト政策とその見直しを取り上げます。そのうえで、反セクト政策を日本に持ち込もうとする紀藤正樹弁護士の主張に反論し、拉致監禁問題を世界に発信しようと呼びかけています。
主なポイント
1. フランス上院が「壊した者が払う」法案を可決
- 10月28日、暴動の参加者に損害賠償責任を負わせる法案が、賛成229で上院を通過した
- 直接壊していなくても、事情を知って暴力目的の集団に加われば、最大1万ユーロ(約180万円)の賠償責任を負う可能性がある
- 払えない場合は、家族手当や住宅補助などの社会保障給付から回収できるようにする
- 2023年の警察による少年射殺をきっかけにした暴動、10月17日の商店被害、黄色いベスト運動、環境活動家による道路封鎖やペンキまきなど、フランスでは暴動や過激な抗議が続いてきた
2. 「野放し」が活動家を勢いづかせる
- 中川氏は、暴動や過激な活動を野放しにすると、活動家が力を得て他へ広がり、さらにひどくなると指摘した
- 沖縄の道路封鎖や、兵庫県知事の会見での一部の記者の振る舞いも、同じ構図だと述べた
- 拉致監禁問題も野放しにされた結果、加害側が力を得て深刻化したとみている
3. フランス革命の負の遺産
- 1789年の革命は「自由・平等・友愛」を掲げた。しかし1793〜94年の恐怖政治では、ロベスピエールがルイ16世やマリー・アントワネットを処刑し、カトリックの聖職者も弾圧された
- 理想のためなら反対者を排除してよいという発想は、のちにレーニンやスターリンにも受け継がれた
- ヴェルサイユ宮殿やノートルダム大聖堂など、フランスが誇る文化遺産の多くは王政とキリスト教文明が生んだものだ
- 国家が何でも保証するという発想は個人の責任感を弱める。民間の力や、宗教を含む地域の共同体こそが社会を支えると説いた
4. フランスの反セクト政策と、その見直し
- 太陽寺院事件などを受けて、1995年の議会報告書は約170団体をセクトとして列挙した。2001年には反セクト法(アブー・ピカール法)が成立し、2002年には政府機関MIVILUDESが設置された
- しかしフランス政府は2005年、特定の団体を名指しするブラックリスト方式を見直した。良心の自由や信教の自由に深刻な問題が生じるためで、現在もセクト団体のリストは作らないとしている
- 紀藤弁護士は2000年に山口広弁護士と欧米の反カルト政策を紹介する本を出した。2023年には日弁連もフランスの制度を参考にした組織の創設を提言している
- 中川氏は、フランス自身が限界を感じて見直したことを日本でもきちんと紹介すべきだと強調した
5. 拉致監禁問題を世界に広めよう
- 紀藤氏は10月27日、世界中に統一教会の被害者がいると思われると投稿し、在外公館や外務省が家庭連合の清算手続きについて告知を始めたと紹介した
- 中川氏は、宣教師が自ら捧げて世界に出て行ったことを被害と呼ぶのはおかしいと反論した。世界中にいる被害者というなら、日本から逃れた拉致監禁の被害者の方だと述べた
- 後藤徹氏の12年5か月に及ぶ監禁、性被害、自殺未遂、自死した藤田孝子さん、脱出時の大けが、多くの人が抱えるPTSDを挙げた。「親子の話し合い」でごまかされてきたこれらの被害を、世界に伝えるべきだと訴えた
- 近藤徳茂氏が語った監禁中の神体験の話が田村氏の心を動かしたことにも触れた。被害を訴えると同時に、信仰者としての証しを世界に発信することにも意義があるとした
まとめ・結論
フランスはいま、革命以来の「自由・平等」の負の遺産を厳罰化で収めようとしています。反セクト政策のブラックリスト方式も、フランス自身が見直しました。中川氏は、そのフランスの制度を日本に持ち込もうとする動きに対し、日本で起きてきた拉致監禁という深刻な宗教差別と迫害を、フランスを含む世界に発信していくべきだと訴えています。動画の最後では、11月29日の日本自由の会第5回集会(東京・北とぴあ)と、12月26日のクリスマスパーティーを告知しています。
▶ 元動画を視聴する(中川TVチャンネル)

